2015年2月15日日曜日

相談会

今日は、女学校時代の同級生7人が寄って、3月に開く同窓会の相談会をした。1年ぶりに会った方がほとんどだったが、皆さんが、「こうして出掛けて来れるだけでも幸せだ」とおっしゃる。もう、7人とも、夫を亡くしていて、独り暮らしが殆どだ。子どもの数も、1人か2人。ということは、孫のかずも少ない。子どもが未婚と言う方もおられる。

でも、近くに、或いは同じ敷地内に子や孫がおられる方がほとんどなので、皆さんがおかげで寂しくはないとおっしゃる。

私は義父母と同居していたが、子育て中に、一番気を使ったのは、一人っ子の弊害を被らないように、ということだった。私自身は5人の妹弟の中で大きくなったので、十分ではないが、それを補うすべを知っていたし、そういうことが出来た時代だったように思う。

そもそも、少子化現象は、かなり根の深い問題で、経済的なことだけではない。つまり、女性が社会で男性と同じように働き、家庭をつくり、子供を育てることが、いかに大変であるか、ということでもある。これは、国にも男性にも、大いに責任があると思う。「国のため、将来のため、子供をたくさん産め産め」と、言われたって、そうやすやすと女性は納得しはすまい。

ま、私らの時代と違って、今は男性も子育てに参加している方はおられるだろうが、それでも、まだまだ女性は大変な時代だろうなあ。


 

2 件のコメント:

  1. 何時の時代も女性は大変です。でも、それだけ女性は強い。女が働くためには祖父母の役割が大きいと私は思います。祖父部の後方支援があると女は心置きなくそ外で働くことが出来るのですが、今はそれが難しくなっていますね。

    娘にその話をすると、孫を見てやりたいのは山々だけど、海山隔てて住んでいてはどうしようもないと言います。どうしてそういう事になったのか・・・・戦前の家族制度にもいいとこはあったんですよね。嫁は涙でしたけど・・・あちら立てればこちらが立たない。育児の公的支援にはやっぱり限界があるような気がしてなりません。

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    1. mimiさんのおっしゃるとおり、公的支援などと言っても、預かってくれる場を多くすることくらいですからね。爺婆のような世話をしてもらえることは、期待できませんもの。
      それに、これからの爺婆さんは、老後の暮らしを、自分たちのために、ということを考えていますから、孫の世話を押し付けられたら困る、言う方、けっこう多いですね。(笑)

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