2014年10月16日木曜日

食事の在り方


最近、いやもうずっと以前から、食のあり方が、長寿と関係があるとか、ないとか、よく言われています。以前、『長寿の食卓』という冊子が出ました。執筆者は一応社会的に名の通った、長寿者またはそれに近い方たちで、食生活・健康法・人生観などを披露しています。「えっ?この人がこんなに手まめに食事に気をつけているの?」と驚いたり、またその反対だったり、楽しく読んだのですが、結論から言いますと、長寿とか、健康法といったものは、人それぞれであって、正解があるようでないということでした。

あるお医者さんは、ほとんど食事には気を使わないし、メタボや栄養なんてことも当てには出来ない、とおっしゃっています。

そうかと思うと、自信をもって「手作りスープを毎日欠かさないので健康です」という方もおられます。ご本人は、そのおかげで長寿と思われているので、それはそれで安心できたり納得したりということなのでしょう。それがまた、いい結果と結びつくのかもしれません。

寿命というのは、体質や遺伝、運命といったことも大きくかかわっていると思われますので、食事だけで、どうこう言うのも難しいようにも思います。

一般的には、野菜たっぷりの『日本食』を主にして、無理せずに、過度の疲労とか、暴飲暴食・喫煙などは避ける、ということが常識のようです。ま、当り前といえば当たり前のことで、特別に書くほどのことではありませんが、ただ、当り前のことが守られているとは限らないのが我々凡人です。

私たちは遺伝も体質も、簡単に変えることが出来ませんし、元気で長生きしたいという願いは、万人共通の思いなので、身体の発する声に耳を傾けながら、身体に良いと言われていることはしながら、好くないことは、なるべく避けるのが賢い生き方ということになりますね。

こんな内容は、何度も書いたなあ、なんて思いながら、書いています。(笑)

 

4 件のコメント:

  1. お説の通りだと思います。普通に生活していれば自分の寿命だけは生きられるんじゃないでしょうか。

    ただ、私の家では今も話題になっているのですが、去年私が入院した時、食事が全然と、れなくて、もう駄目かもと、みんなが思いだした時、栄養士さんの巡回があって、勿論、主治医も立ち会って、食事を特別の献立に変えたのです。そうすると、2,3日で容態が劇的に回復しました。点滴の管も、導尿の管もとれたのですから驚き、酸素だけは取れませんでしたけどね。それから、スーッと回復してゆきました。あの病院では栄養回診とかあるんですよ。

    薬よりも手術よりも、食事の大切さが身に染みた、今も娘たちが言っております。

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    1. そうだつたんですか。食事がとれないというのは、どうしてだつたのでしょうね。献立が変わったら食べられたのね。味だけじゃないのでしょうね。

      人間、食べて生きておれるのですものね。大事です。でも、だんだんと、めんどくさくなるわ、炊事が。(笑)

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  2. 食欲がなかったの。病院食を見ただけで気分が悪くなって、1箸も口に入れられない。血圧も80代に下がってしまうんです。

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    1. そうなんですか。不思議な現象ですね。 献立が変わったら、食べられるようになる、なんてこともあるのですね。

      ま、mimiさんは、何度も生きかえっているのですから、ほんとに寿命があるうちは、死ねそうにないですよ。(笑)

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