今日から、84歳になった。正直言ってこのトシになると、誕生日といっても何の感激も感傷も沸いてはこない。月日は、いつでも流れ去るものだと心しているので、淡々としたものだ。(笑)いや、常時残り人生の予想を考えながら、欲張ってあれこれしているものだから、愛しみや感傷などは、どこかに置き忘れているのかもしれない。
以前、【人生遍路道】という文章をこのブログに乗せた記憶がある。四国遍路ということばが、いつも身近にあるところに住んでいるためか、人生双六ではないが、四国八十八番札所までは辿りつきたい、という願いがあること。88歳までは、生きていたいと言う思いで、書いた。そういう想定にしてると、今日は、香川県の八十四番札所にたどりついた日だ。鳴門市の一番札所、霊山寺を出発して、高知、愛媛を過ぎ、最終県の香川に入ってもう残り四寺しか残っていない。(笑)
振り返ると、山あり谷ありの遍路道だったが、大きな災難もなく、人並の人生を歩んでこられたことにただただ感謝しているし、お目出度いことでもある。
私の親は、父が86歳、母が83歳で他界しているので、八十八歳までというのは、甘い想定かもしれないが、まあいいとしておこう。いや、ちょっと欲張って、90の大台に乗る?ことも、あるやもしれぬ、と、極楽トンボは思うのだ。平均寿命も延びていることだし……。
とすれば、これからの人生こそが、胸突き八丁坂だろうという思いである。それなりの覚悟がなければ、などと、朝5時に目覚めて以来、何となく、背すじを延ばし、今日の予定である親戚の法事に出てお参りしてきた。
まだ、これからも、予定がある。郷のお祭りの行事が台風のため、延期されて、今夜は、近くのお宮で、カラオケ大会がある。もう、はじまっているらしく、音楽が流れている。【祭り】に関すること、何か、郷の発行しているお便り?に書いてくれと、先日役員さんに頼まれた。これから、ちょっと様子をうかがいに出かける。最後に籤があるので、大もの、引き当ててこようかな?(笑)
ごまめさん
返信削除お誕生日おめでとうございます。
四国だから88歳などと思っていてはいけません。あなたには日本女性の平均寿命を
引き上げる使命があるんですから。
ところで、「冬茜の旋律」の著者ですが、今月17日にお父さんが亡くなられました。
そして、あさってがお母さんが亡くなってから4年になります。
平均寿命までに逝ってしまった人をカバーするためにも長生きしてください。
ありがとうございます。
削除おやおや、大変な使命ですねぇ。頑張りましょう。(笑)
冬茜さんも、色々と人生経験をなさりながら、がんばられていますねえ。
両親を見送るという大仕事も終えられたのですから、これからは、ご自分の夢に向かって闊歩していただきたいものです。
「冬茜の旋律」[読ませて頂きました。私も夫と死別後10年と少し認知症の姑を介護しましたので、とても共感しました。物語としての構成にも筆運びの緻密さにも感心いたしました。よろしくお伝えくださいませ。
返信削除ごまめさん、おめでとうございます。物の本によりますと、人間は126歳までは生きられるそうですよ。頑張ってギネスに挑戦して下さい。私は草葉の陰から応援しています。
ありがとうございます。ピンピンコロリは無理でも、それにちかいような終りでありたいものです。ま、何事も天にお任せですがねえ。
削除昔の嫁というのは、かなりの苦労してきましたけど、【苦労は買うてでもせよ。何事も辛抱】というのは、今も通用しているのかしら。
今は、「イヤなら帰って来なさい」でしょうか。(笑)