2014年10月1日水曜日

10月1日


☆さわやかな10月、と言いたいのだが、悲しいニュースばかりが流されていて、気分は暗い。何の前触れもなく噴火して、多くの善男善女を苦しめた御嶽山。こんなことがあると、【ああ、神も仏もない】と思ってしまう。日常は、大自然の美しさや、大らかさに癒されているというのに……。人間の命の儚さに、胸をしめつけられる毎日だ。

☆一年に一度出版している【あいずみ文藝】という250ページほどの冊子が出来あがった。事務局をしていると、雑用が次々と出てくるので、もう無理せざるを得ない。でも不思議なことに、暇な時よりも身体が軽く感じる。手足がよく動く。口も動く。()
楽しく仕事が出来ているからに違いない。どんなことであっても、何かを作り出すというのは、楽しいものだ。

☆電話がかかってきた。受話器をあげて、「もしもし?」という私の声は、電話にかぎり、若い声に聞こえると、よく言われる。ちょっと普段より高い声になるからだろう。「75歳までの方に、お知らせがありますので、お電話をさしあげています」と。「あ、残念ですが、私はもう84歳になるところです」と本当のところを申し上げる。「あら、そうですか。そんなお声にはきこえませんけど。どうかお元気で長生きしてくださいませ」とご丁寧なお言葉を頂いた。

こういう勧誘電話は、ウソを言わなくてすむのでいい。中には、やむなくウソを言って断らなくてはならないのがある。お断りしても、粘られるときもある。来客もないのに、「来客中ですので」と、電話を切ったり、「あ、よいお話ですが、まだ若いので」など等。ま、嘘も方便とはいうものの、いい気分ではないのだが。()

2 件のコメント:

  1. 最近自然災害が多いですね。御嶽山で犠牲になられた方は不運としか言いようがないですね。この世に生きていると何があるか分かりません。

    何が困ると言って、切ってくれない長電話ほど困る事も少ないです。相手が親しい友達だったりすると切るに切れない。その点勧誘電話は、切ってしまえばおしまいなので気が楽です。

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    1. たとえ善男善女であっても、自然の猛威には勝てないのは、何時の事も同じですね。運が悪かつたとしか言いようがありません。

      「ごめん。トイレにいきたくて、がまんしてるのよぅ」と、言って、切るしかないわね。(笑)
      今日、私が用事で訪ねた方は、私が急いでいますからと言っても、追いかけてきて、話の続きをなさいました。泣きたかったです。(笑) 

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