2014年10月21日火曜日

身体検査


安倍内閣の一つの目玉が、女性大臣だつたが、バタバタとおふたりが辞任しなければならなくなった。安倍さんも、大臣に据える以上、しっかりと身体検査をせねばならないと、厳しく叱られている。

外野から見ていると、そうそう簡単には身体検査も出来ないだろうなあと思うのだ。本人が知らない間にそういうことになっていることがよくあるらしい。私達から考えると、大きなお金があちこちと動くのだから、知らないなんて、とんでもないと思うのだが、小渕さんのような世襲議員の場合は、もう常識であって、昔から、そういうことになっていたのだろう。たまたま、二世、三世がお偉くなって、外野からとやかく言われるので問題になるのであって、大臣ではない議員の中には、こうしたことをしてきた議員はたくさんいなさるに違いない。

政治家という素質が、遺伝されていて、二世三世が、親より優れた政治家になるのであれば、世襲はどんどんやるべきかもしれないが、何と言っても、お金持ちのお坊ちゃま、お嬢様の多い世襲議員であるから、庶民の生活状況などは、とても感覚的には捉えられないのではなかろうかと思うのだがどうだろうか。

世襲議員が増えていくと、ロクなことはない、と思うのは、私だけではない。皆さん、そう思っているに違いない。

余談になるが、我々の【身体検査】というのは、小学校から毎年おこなわれてきた行事だった。

小学生の時は、みんなすっぽんぽん。パンツひとつで、身体検査をうけていた。女学校に入学して、「明日は、身体検査です。浴衣をもってきなさい」と、言われて驚いた。「へえーっ。浴衣なんか着て受けるのか」と。まだおぼこかったのだ。(笑)

その後、今から思うと、考えられないような身体検査を受けたことがある。戦後、不便だつた吉野川の北地の生徒のためにの新しく出来た女学校に転校したときのことだ。各学年1学級という小さな女学校で、先生もすくなかったのだが、男性の体育のおっちゃんの先生が、女先生を押しのけて?胸囲を計ったのだ。今なら、セクハラもいいところだろう。生徒は、ブツブツ文句をいいながらも、その命に従った。先生曰く。「これは、ダテにしているのではない。胸を見れば、妊娠している子があれば、一目瞭然に解るんじゃ」と。戦後のどさくさとはいえ、とんでもない教師がいたものだ。今なら考えられない話である。(笑)

 

 

4 件のコメント:

  1. ひどい教師でしたね。今なら教師の職を懲戒免職でしょう。
    でも、それが許される時代だったんでしょう。

    50年ほど前は、ときどき私の家の隣の畑にバキュームカーがきて糞尿をまいていきました。3日くらいはひどい臭いでしたが、そんなもんだと思っていました。
    今なら大問題ですね。
    どんなに強い人でも、時代の流れに勝てる人はいません。

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    1. 今なら大問題、ということが、何十年か前は、よくありましたね。バキュームカーで思い出しました。我が家の汲み取りのすぐあと、近くの川のそばを自転車でとおっていると、川に流していました。驚きましたが、そんなことも、平気でしていた時代だったのですね。

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  2. 身体検査ってされる方はあまりいい感じじゃなかったですね。あれは何のためにしてたんでしょうね。統計の為かなあ。見返りのない検査でした。

    政治家を要職に付けるのに身体検査が必要。何のため?悪い事が見つかって総理に類が及ばないため・・・・叩いて埃の出ない政治家なんてあまりいないようですから、仕方がないんでしょうね、。

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    1. 自民党さんは、お金の問題を叩いたら、大抵何か埃がでてくるでしょうね。長い歴史がありますからね。安倍さんだってそうです。
      野党も、本質を離れて重箱の隅をほぜくるのは、もう止めて、大事なことに専念してほしいわ。脛に傷持つ人ばかりで、大臣になりてがなくなりますよ。(笑)

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