2015年4月13日月曜日

№915 政治家と政治屋


 先日からの雨続きには、気も湿ってしまう。天気を気にしなければならないような生活とは無縁なのだが、何らかの選挙がある日は、雨などが降ると、投票率が悪くなるようなので、なるべくなら、雨など降らないでほしいもの。

昨日の知事選挙と、県会議員の選挙では、日本全体では、選挙日としては、あまり良くない日だったらしく、投票率はかなり悪かったようだ。

 当選結果が新聞に出ている。ずらり当選者の名がならんでいるが、果たしてこの中に、「立派な政治家」ということになると、どれだけの方が、いらっしゃるのかと思う。政党など関係なく、どの政党であれ、本気で国を、県を、人々を思って仕事をするか、ということだ。その人間の質、人格、知性、器、と、考えてみると、選挙民には、よくは分からない。反物のように、手に取って、裏表を確かめることが出来ないだけに、騙されやすい。舌を何枚も持つエセ政治家もいらっしゃるだろう。ワルの燻製みたいなヤツ、自分の儲けだけに議員になるような人もいるにちがいない。

 それにしても、選挙とは厳しいものだ。A級と思われた実績のある立派な県会議員さんは、十数票の差で落選されている。党にとっても、県にとっても、大きな損害だろう。

 棄権は危険なのだ。益々社会が政治屋の思うままになっていくだろう。これからの若者たちは、もっと政治に関心をもっていただきたいものである。

2 件のコメント:

  1. 生まれて初めて棄権しました。お天気の具合か首の痛みが激しくとても出掛けられませんでした。それに候補者の意見も人となりも全く知らず、やっと名前を覚えた程度。知事は別ですけどね。どの顔見ても政治屋に見えてしまって、票を入れる気になれなかったのも事実。もう政治は若い人に任せます。「若者よ。日本の将来は貴方達の肩にかかっています」

    返信削除
    返信
    1. その若者が、政治に無関心というか、棄権がおおいのは、こまりますよねえ。
      私も、もうそろそろ、政治のことで歯ぎしりするのもやめようかと思っています。古女の歯ぎしりでは、何のツッパリにもなりませんからね。(笑)

      削除