2015年5月3日日曜日

№923 憲法記念日


 最近、憲法論議が盛んにおこなわれているが、もう50年も昔から、憲法論議はなされてきた。しかも、ほとんどが9条問題であり、一向に結論は出ていないのが実情だ。

この70年間、平和な日本で有難いと思って暮らしてきた私たちは、平和憲法のお蔭なので、改正は、世の中がかわってきたのだから、致し方ないが、「9条だけは、そのままにして」という思いがとても強い。

 しかし、仙谷由人氏は、【憲法9条があるから平和は守られていると言うのは、人間の怠惰だと思います。平和を作るために何を制度的に作っていけばいいのかということを改めて考えなければいけない。あるいは人権保障のためにはどういう仕組み、装置が必要なのかということを考えなければいけない。】とおっしゃっている。そうなのだ、と目から鱗だ。。

 政治の舵取りは、いつも同じではない。それなのに、今、議員の数が多いからというだけで、大切なことが決められている今の状況は、とてもじゃないがゆるせない。これからの世代の人達の生活がどうなるかの問題だ。若い方たちの、真剣な政治への関心を期待しているのだが……。

2 件のコメント:

  1. 許せないと言っても、対抗する方法がないんですね。今は多数決の時代。票が集まってしまえばどうすることも出来ません。 

    若い人達にしっかりしてもらいたいですが、何しろ甘やかされて育った時代の人、その子もまた甘やかす。もう一度貧しい時代に帰った方がいいのかも・・・人間は苦労しないと何を言っても分からないみたいです。

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    1. 年寄りには、これからの憲法は、どうでもいいけれど、若いひとたちには、しっかりと考えてもらいたいですよね。でも、ほんとに政治なんか無関心のようですねえ。楽して大きくなったらろくなことないのかしらねえ。学校教育では、どうしようもないのかなあ。(笑)

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