2015年8月11日火曜日

№961 戦後70年 その1


 戦後70年ということばが、いたるところで踊っている。

さて、この暑さで、あまり硬いことは書きたくないのだが、戦後の70年で変わったことはたくさんある。昔は、『貧乏人の子沢山』ということばがあった。今は、貧乏で子が産めない、という人が多くなっている。結婚もままならない。少なく産んで、十分な教育を受けさせたい、ということもあるが、どちらにしても、子育てにはお金がかかるし、子は、親の役に立っていた時代ではなくなった。少なく産んで、十分な教育を、という考え方の方が増えていることもある。

 更に医学が発達して、年寄りが長生きする時代になってきた。国の人口分布が逆さまになってきたのだ。若者が少ないので、老人を支え切れなくなってきた。

先日も、仙谷元官房長官のお話をきいたのだが、こうした問題は、早くから分かっていたにもかかわらず、何の手も打ってこなかった結果とおっしゃる。長い自民党の政治が続いたのだが、やはり、考え方の古さが、それをじゃましたということが分かった。やはり、女性が、どんどん働きだしたにもかかわらず、働きながら、子育てのできる社会作りをしていかねばならなかったのに、それを怠った。【女は、家庭の中で、夫に仕え、子どもを育てることが最良】という考えでは、新しい法律も、作れないだろう。

ま、手遅れの重病人となったこの国の人口問題、これからの若者たちには、何とか沢山の子供を産んでもらいたいものである。

 

2 件のコメント:

  1. 暑いですね。パソコンが熱中症にかかって動かなくなり養生させておりました。主の私も半熱中症です。

    さて、損後70年が近づいて戦争してはいけない記事が溢れていますね。子供を増やすには先ず若い人に結婚してもらわない事には前に進みません。それと保育士さんの給料が安すぎます。大変な仕事、大事な仕事なのに・・・・どうにかなりませんか。

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    1. 何でも対策が後手後手なんですよね。結局政治が悪い。我々では、何もできないものねえ。

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