2015年10月15日木曜日

№986 腸内細菌 その4


  話が長くなりそうなので、理由はともかく簡単に、大事と思うことのみを書いていくことにします。

☆若いうちは、糖質を控えることは、よくないが、中高年になるにしたがって、炭水化物を減らしていくのがよい。中高年以降の体に求められる物は、持久力。徐々に糖質をへらしていき、高齢期になると、主食は、一日1回くらいでよい。イモ類や、豆類、根菜類、果物には、炭水化物もふくむが、それらは、適度に取ることは必要。これらの植物性食品は、腸内細菌の餌になるだけでなく、抗酸化力も持っている。

☆腸内細菌を活性化させるためには、外から菌を取り入れることも大切。それが腸内細菌を刺激し、数をどんどん増やす。テーブルに落ちたものを汚いと言わずに、口にいれることが、腸内細菌を活発にする。身の回りの菌と仲良くしていこう。

☆人間は、体内でビタミンを合成することが出来ず、腸内細菌が合成する。そのため、腸内細菌がバランスよく数もたくさんあると、じゅうぶんに合成される。うつ病や、気分の不安定になるのは、脳から発するドーパミン(気持ちを奮い立たせる)やセロトニン(歓喜や快楽を伝える)などの不足で起こりやすくなる。これらの物質も、腸内細菌のバランスがくずれていると、十分に分泌されない。

☆野菜や海草、果物などは、腸内細菌が喜ぶ物だが、甘いものやお菓子など、好きな物ばかり食べていると、腸内細菌のバランスがくずれるが、それは、便を見れば分かる。便の約半分は死んだ腸内細菌と生きた腸内細菌で、大きくて程良い硬さのある便ガスポンと出てくれば腸の中は良い証拠。反対に貧弱な便は、腸内細菌の量も減り質も悪いことを物語っている。

☆スナック菓子、ファーストフード、レトルト食品、コンビニ弁当は、腸内細菌を減らす。工場で作られ、蓋をあけ、チンすれば食べられるようなものは、食品添加物が入っている。例えば保存料の中のソルビン酸は細菌の増殖を抑える。腸内細菌も働きが阻害され数も増えにくくなる。

4 件のコメント:

  1. 昨日往復180km程運転し、ずっと立ち仕事、今日もちょっと重たい物を持つ仕事が有り、明日もまた往復180km程運転しますが、これは行先で半日座れます。
    と言うことで、今日は出来るだけ休める時には休んでいます。
    ごまめさんの文を読んでますと、わたしの場合大体良い生活をしてる感じです。
    お米のご飯は一日一食、朝は食パンに牛乳で、果物は余り食べませんが、スナック菓子やコンビニ弁当はほとんど食べず、魚の多い夕食など、自分で作って食べてます。
    仕事で適当に体を動かし、疲れたら夜は9時間寝るし、毎日本を読んで、運転中は音楽を聞いて、寝る前は良い映画を1時間程見ます。
    これがまぁ、無理のない自然な毎日ですから、腸内の皆さんも穏やかにお過ごしの事では、と思われます^^

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    1. kogaさんの生活は、いい塩梅ですね。まだお仕事をされても、けっこう睡眠もとられているし、ストレス解消もなさっているようで、羨ましいです。
      私は、ストレスはあまりないのですが、睡眠時間はもっと必要な気がします。せめて、12時には、眠って居たいです。

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  2. 健康にいい生活と言うのはなかなか面倒なものですね。昔の人は自分の寿命が近いのを知ると穀絶ちして、安らかに旅立ったんだそうですが、今は勘が鈍って寿命が近いか遠いかも分からなくなりました。健康情報がわんさか出ていますが、それが幸せな事なのかどうか?
    もうこの年になるとじたばたしない、と言うのも一つの方法かと・・・・

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    1. こうして書いている私めは、死ぬまで元気でいたいだけ、というか、寝込まぬことが一番と思っているのですが、そう巧くはいかないでしょうね。おっしゃるように、このトシがきて、ばたばたしても、仕方ない。(笑)
      ま、これからという方に、参考になればということかな。

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