2015年10月11日日曜日

№984 腸内細菌 その2


  再び、書物の要訳です。

 腸内細菌を、元気にしてあげることが、毎日を元気にすごすことになるのだが、その大事な腸内細菌を痛めつけるものや、事柄がある。その一つが肥満である。体が死亡で覆われると、体内に絶えず活性酸素(体によくない怖い物質)が充満したような状態になる。これを浴びると、腸内細菌が弱り、数を減らす。そこで食事が問題になる。

もつとも大事なことは、【食べ方】で、「美味しい」と言う感覚が、エネルギーを消費させる。体内の細胞は約60兆個。その中に脂肪を貯め込む細胞が数百億個あり、脂肪を貯め込むだけでなく、脂肪の合成や分解もする。そのうちの「白色脂肪細胞」と言うのが肥満の原因となる細胞で、脂肪を貯えると数倍に膨らみ、蓄えきれなくなると、分裂して数を増やす。もう一つの「褐色脂肪細胞」は、脂肪を燃焼させる細胞で、運動しなくても、脂肪を燃やし、体重を落とす作用をもつ。
 痩せにくい体質とは、「白色脂肪細胞」が活発で、「褐色脂肪細胞」の働きが悪くなっている体のこと。それで「褐色脂肪細胞」を増やす研究がされているのだが、美味しいとか、いい香りとかなど、エネルギーになると思われていない感覚刺激が、実はエネルギーを消費させていることが分かった。こうした味覚、臭覚が刺激されると、交感神経(体内環境を整える自立神経の一つ)が刺激されて、ある種のホルモンが分泌される。それにより、エネルギーの消費量が増すと同時に、褐色脂肪細胞の働きを誘導する。従って、食事をしながら脂肪の燃焼率がぐんぐん高まる、ということになる。

「美味しい」【好きな人と食べる】【にこにこしながら食べる】の3つが、痩せやすい体質を作る。この反対の食べ方をすると、無論、結果は反対となる。

 腸内細胞は、ストレスに悪い影響を受けやすいという性質があり、ストレスを受けると、大腸菌や悪玉菌とよばれている菌が増える。こうなると、体を傷つける有害物質が発生し、病気になりやすい体になる。【腸年齢が高い人は、早死にしやすく、腸年齢が若い人は長生きする】ことがわかっている。【ニコニコ食べればメタボも解消】ということ。

 

7 件のコメント:

  1. PC不調で何か変になりました。 またテストです。

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  2. ああ良かった。 文を書き終えて、カーソルを移動していましたら、ログアウトへカーソルが勝手に飛んで、また設定しなおさなくてはならなく成ったのですが、元々何か偶然みたいな感じで書けるように成ってましたので、此処まで来るのでまた右往左往してました。
    このパソコンに変えて、すごくカーソルが飛ぶのです。
    以前は何時の間にか日本字入力に成ったりしてました。 
    また改めてお邪魔しま~す。

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    1. PCの不調は、私もよくあります。勝手に上書き入力になっていたりして、慌てたこともあります。
      最近は、ヘンな転換になり、いらいらすることがよくあります。

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  3. パソコンが変な動きをする。kogaさんでもあるんですかー。私が年寄りだからパソコンに馬鹿にされてるのかと思いましたが、安心しました。

    ごまめさん、ご説明有難うございます。要するに物は美味しく食べればいいんですね。今の所、何でも美味しくいただいていますが、それにしてはお腹が引っ込まない。特殊体質かなあ。

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    1. もう、私たちは、何をしても、あまり効果はないと思っています。手遅れでしょうね。
      でも、このトシまで生きているのですから、ま、腸内も、そんなに悪くはなかったのですよ、きっと。(笑)

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  4. >私が年寄りだからパソコンに馬鹿にされてるのかと思いましたが、安心しました。

    アハハですね。 わたしの知り合いに「時々パソコンと喧嘩したく成る時がある」などと言う人が居ますよ。
    何か解るような気もします。

    >ま、腸内も、そんなに悪くはなかったのですよ、きっと。(笑)

    御腸内の皆様、お世話になっております・・・、て言う感じですね。

    わたしのご腸内の皆様は、ワインとビールが入ると安心するようです。


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    1. >わたしのご腸内の皆様は、ワインとビールが入ると安心するようです。
      いいことですねえ。お酒をほどほどに楽しく飲むのは、腸内細菌には、とてもよいことのようですよ。休肝日などいらないそうです。

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