2015年10月14日水曜日

№985 腸内細菌-3

  ☆太り過ぎの人が痩せるための運動をするのはいいが、運動のやり過ぎは、かえって身体に悪い。ほどほどの運動とは、心身が爽快感を覚え、翌日「体の調子がいいな」と感じる程度。面白くない、つらいと思うものは、無理してやらず、好きな運動をするのが、腸から健康になるコツ。

また、唐辛子の辛味成分「カプサイシン」には、体内の燃焼効率を高めるさようがあるのは有名。ただし、何でも過ぎたるは及ばざるがごとし。毎日の味噌汁やサラダに一振りする程度。最近、辛味のない唐辛子の中には、「カプシエイト」という成分が含まれていて、「カプサイシン」と同じ作用があることが発表されている。

☆空腹、プチ断食は、よくない。1日3回同じ時間に食事をするというリズムが、ガンを予防する。体内では、日に300から5000個ものガン細胞がうまれているが、それを攻撃する免疫細胞が働いている。中でもNK細胞が最も重要な働きをしている。この細胞は、朝の9時前後と夕方の5時頃に活性が高くなり、夜の9時ころになると低くなる。就寝時も低くなる。このリズムを崩すような生活をしていると、NK細胞活性が低くなり癌に罹りやすくなる。

☆お酒は、我慢するとよくない。ビールは1日2本、お酒なら2合までなら健康をさまたげない。飲み過ぎは、腸内のバランスを乱し、命を縮める。また、飲めない人が無理に飲んでいると、10倍以上の確率で、食道ガンになるという統計もある。

☆煙草を健康にために止めるのは、本末転倒。ストレスは、腸内細菌には悪い。1日10本程度なら、禁煙のストレスよりましである。

☆悪者である活性酸素により、腸内細菌や、NK細胞は、弱まり、免疫力が落ちる。そこで活性酸素の発生を抑え込むことが、重大な鍵となる。一番の方法は、「よく噛んで食べること」唾液には、活性酸素の害を抑え、消去する酵素が含まれている。かむことで活性酸素を消去するには、約30秒かかるので、1回一秒、ゆっくり30回噛むといい。しかも、よく噛んで食べると、記憶力が高まることも分かっている。脳の前頭葉(論理的働き)と海馬(記憶の指令塔)が刺激され、活性化される。

ということで、走る走るの抜粋です。

2 件のコメント:

  1. 有難うございました。参考にします。この頃食事時間が乱れがち、睡眠時間も乱れがち、よくありませんけど、まあ、歳だし、平均寿命も過ぎていますから、許していただきます。

    1回1秒30回かんでいたら食事時間が随分かかりそう、何だか非現実的な感じです。

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    1. 私は、転んだときの前歯が痛くなって、診ていただいたら、サシ歯の芯が折れていて、2日ほどまえに治療のし直しをしてもらい、仮歯をいれています。歯茎を深くいじくったので、痛みがありますので、ゆっくりかんでますが、それでも30回もかまぬまに、口のなかには、何ものこっていませんね。(笑)

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