2014年8月18日月曜日

自慢


良く聞く話に「年を寄せて、認知症がかってくると、自慢と人の悪口をいう人が増えてくる」というのがある。

ま、年寄りになると、だれしも批判力もあるし、人の欠点も目につくだろうし、自慢出来るものもあるだろうから、大目にみてあげようかと、懐を拡げて思うのだが、何度も同じことを聞かされたり、自慢の内容が、努力の結果成し得たなんていうものではなく、たまたま生まれた環境がよかっただけのことを、自慢されると、何となく鼻白むものがある。「あ、そろそろ来かかっているな」なんて思われるのが関の山だろう。

ま、私も凡人なので、自慢したいことは、ないこともないのだが、よく考えてみると、そんなことは当たり前のことであったり、取るに足らぬことであったりで、堂々と自慢出来るものではない。世の中には、自分より優れた人が、山ほどいらっしゃることを知らねばならない。

こんなことを書いているのは、私自身、いつ認知症になるやもしれぬ身なので、自戒を込めて書いている。

 

2 件のコメント:

  1. 認知症になると自慢するんですか。そう言えば思い当たることはあります。

    でも、あれは性格もありますね。自慢する人は嘘でも自慢するようです。聞いている方はあまりいい気持じゃないですが、本人は得意です。みんな「ほんまかいな」と思って聞いているので、自慢してもあまり得にはならないと思うんですけどね。

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    1. そういえば、ほら吹きというのは、話を大きく言うことですが、よくありますね。大袈裟の親分かな。(笑) たしかに性格もありますね。ま、認知になったら、性格も変わることありますけど。(笑)

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