2014年9月3日水曜日

大臣という仕事


第二次安倍内閣が発足するようです。この時期になぜ内閣改造なの?と言う気がしました。災害続きの夏です。大変な目に合っている人たちがたくさんいます。

何やら、もっともらしいことをニュースでいっていましたが、

ある新聞の編集長は、こう言ってます。【基本的に自民党の政治家は、当選回数順で大臣や副大臣などのポストが割り当てられます。自民党は民主党政権時代には野党でしたから、与党が続いていれば、とっくに大臣や副大臣になっていたはずの人がたくさんいるわけです。選挙の時には、元○○大臣という肩書きは重要ですから、なるべく多くの政治家をポストに就かせることが重要となります。このタイミングで内閣改造を実施する最大の理由はここにあります】と。

ま、そうだろうと思います。より力強い内閣なんていってますが、まともに聞きますと、首になった大臣さんは、力不足だつたように聞こえます。(笑)

自民党にだって、頭の切れる人物は、たくさんいらっしゃるでしょう。どんな仕事ぶりなのか、私には分りません。新しい大臣さまは、皆さん立派な方たちと思います。でも、何となく、官僚の傀儡大臣になるのでは、と思われる方もいらっしゃるような気がしてなりません。第一、当選回数順で大臣や副大臣などのポストが割り当てられるなんて、どう考えてもおかしいです。地盤とお金で当選出来る自民党議員は大ぜいいらっしゃいますから、保守王国県などから出ている議員さんは、そんなに実力が無くても、ずっと当選してきました。そんな方が、官僚を指導出来るとは思われませんもの。その点、仙谷由人さんは、心ある官僚の方たちから、尊敬されていましたし、出世主義のしょうもない官僚からは、嫌われていたと思います。

自民党は、脱官僚は、ほとんど言いません。言えないと思います。官僚になにもかも お任せですから、当然です。大臣になるくらいの方たちは、官僚の一段上に立っていただきたいものです。専門的なことを教えて頂くのはいいですが、批判力や、総合判断力がないと、官僚のいうままに傀儡人形になってしまいます。

仙谷氏のように、官僚を指導せよとは無理かもしれませんが、せめて、官僚のか考えていることを見抜いたり、間違いを正すことくらいはしていただきたいと思います。
あの東北の大震災のとき、災害を受けた市長さんや県知事さんが、色々とお願いしても、法律の壁とか、条例の壁で出来ないという官僚を、「こんなときに何を言う」と一喝できたのは、仙谷さんだけ。ですから、インテリヤクザなんて、ありがたくない名をいただいたりもしたわけてす。でも、【仙谷危ない】の報道で、驚いて飛んできた東北の市長さんや有志の方、元自民党の大物議員さん等が選挙運動に駆けつけてくださり、仙谷氏自身が言っていない様々な業績を徳島県民に教えて下さいました。でも、自民党こぞって【仙谷落とせ】の大作戦にとてつもない出鱈目のデマを飛ばされて、破れました。

ま、その県民のレベルで、議員のレベルが決まるというのは、なんとも言いようのない悔しさです。

さて、徳島2区選出の山口氏が、何とか大臣になられました。私は失礼ながら山口氏が、そのようなご立派な方とは知りませんでしたが、どうか、頑張ってください。いざ選挙となりますと、2区から出る予定の高井美穂さんは、苦戦をよぎなくされるでしょう。大臣の笠を被った山口氏と、若くして実力を買われた文部科学副大臣では、やはり笠の大きさがちがいますものね。

ま、美穂ちゃん、こんなときこそ、「大臣なんて怖くない」と、胸張って、堂々と闘ってくださいね。

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