2015年7月12日日曜日

№949 猛暑


 すっきりと、晴れるでもなく、梅雨らしく降るでもないお天気だったが、温度計は、30度を超えている。驚いたのは、北海道の帯広市が、36度を超えていたことだ。

 帯広は、私の故郷である。12歳まで住んでいた生まれ故郷である。私の記憶では、昔は、四国よりも暑い夏なんて、聞いたこともなかった。私が何度か訪れた帯広は、殆どが夏休みとかだったから、記憶にあるのだが、タクシーには、エアコンがついていなかったし、ホテルも、扇風機だけだった。けっこう暑い日だったので、タクシーの運転手さんにたずねたのだ。「朝晩は、まだストーブが入用な日もあるし、昼間、暑いといっても、期間は短いので、エアコンは、必要ないんです」という答えだった。
 退職後も7月におとずれたのだが、そんなに暑いという日はなかったように思う泊めていただいたお宅では、夜は、冷えていて、敷布団も掛け布団も2枚で、暑苦しくはなかった。

 今は違う。徳島より気温の高い日があるのだから、もう、ホテルもタクシーも、エアコンは必需品にちがいない。

 詳しいことは知らないが、地球の温暖化というのは、やはり気になることである。南極や北極の氷が融けて、水位があがってくると、どうなるのか、海水の温度に変化が現れはじめているとすれば、魚の住み家は、どうなるのか、すでに、問題は、起こっているようだ。

 私たち、一人ひとりが、どうしたらいいのかも、よくは分からない。節電したくても、熱中症になったら困るので、エアコンは動かしているし、車も動かして、排気ガスを撒いている。文化生活と、地球温暖化は、手を携えている。一市民に出来ることがあればしたいのだが……。

2 件のコメント:

  1. 驚きましたね。38度を超えるところがあるなんて・・・・それも東北とか、ふだん寒い所で
    ・・・この暑さで私も体調が狂ったのか、眠りにくくて困っています。     世の中が不安定になるとお天道様も狂って来るんでしょうか。    そのうちに人間も狂いだすかも・・
    もう狂い始めていますよねえ。

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    1. 日中、エアコンでひやしますと、下半身が冷え過ぎて、体調はよくありませんねえ。自然がいいのですが、……。
      これから、台風の心配もしなくては……。台風なんて、秋の招かざる客だったのに……。

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