2015年7月1日水曜日

№944 ほっとしています


 随分と目まぐるしい日がつづいた。

623日 3日続いた夜の練習で、少々草臥れてはいたが、帰るなり早寝をしたおかげで、翌日は、元気になる。

624日 友の会の資料を印刷製本。

625日 友の会世話人が2人来てくれて、名札そのたの用意を仕上げて持ちかえってくれた。もういつでも買いは開ける。(笑)

626日 午後から文化の森でのリハーサル。

627日 第4回を迎えた一年ぶりの【友の会】は、出席者26名。欠席者25名。昨年は、33名の出席があったのだが……。第25回の最後の同窓会を解散して、希望者のみ51名で出発した友の会だが、毎年出席者は減って来た。一年の重みが、毎年肩に重くかかってきているのが出席人数で、良く解る。欠席者の近況報告は、殆どが体調不良ということになっている。

628日 演劇フェスティバル出演の日だ。午前中は、遠方より友の会に出席し、宿泊している友達を見送るため、ホテルに寄り友達を残して、文化の森の会場に走り、最後の練習。運悪く、病気入院中の義弟(妹の連れ合い)の死去の電話が入る。走って行きたいが、劇が終わるまではそれは出来ない。劇を覗きにくる予定だった息子夫婦に走って貰う。劇は、何とか失敗なく終わった。観ている方たちが感動してくださったようで、何人もが話してくださった。皆が、年の功で底力を出したのだ。それぞれが味のある演技が出来たのだ。

 家に帰り、妹のところに行き、冷たくなった義弟に会う。悲しかった。諦めてはいたものの……。

629日 疲れはとれなかったが、劇が終わったことで、かなり方の荷がおりた。午後、通夜にでかける。仕事の関係で家族3人ばらばらにしか行くことができなかったが、思い残すことなく夜、9時帰宅。何日ぶりかで、入浴が出来た。

630日・朝7時に家を出て、葬儀場へ。納棺の儀に立ちあう。近しい親族ら十数人が、立ちあう。喪主の甥は、アメリカと日本をあちこちしている忙しい仕事人だが、その甥の希望で、皆それぞれが、白い棺桶に、ボールペンで、思い思いが別れのことばを書きこんだ。一番に、甥が泣きながら書きこむ。だれひとり嫌がる者はおらず、それぞれが、真剣にペンをにぎる。大きな字で「有難う!」と書く人、細かい字で、色々な思いを書く人、こんな納棺の儀は、葬儀場始まって以来だろう。すばらしい思い付きだと、感心した。甥は、日本には多くの店舗を持つアメリカの会社につとめている。まだ50そこそこだと思うが、日本では4人しかいない上部の役員をしている出世者だが、こうした彼なので、次々とわく新しいアイデアが出世を助けたものだろうと思った。
 お骨になった義弟は、小さなツボの中におさまった。何時の場合も、自分の最後と重ねるものだから、複雑だ。

・今日は、71日。午前中、藍住文芸の役員会だった。文藝便り34号の発送作業をした。やっと、ほっとしている。

 みなさんが、「あんたは元気やなあ」と言ってくださる。けっして元気とは言えないのだが、何とかカラ元気でおれるのは、やはり「することがある」ということだろう。ありがたいことである。

 

2 件のコメント:

  1. ごまめさん、大変な仕事量ですね。読みながらこちらが目を回しました。でも完全にこなされた。お見事と言うより他ありません。

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    1. ぼーっとしている時間が長くて、仕事している時間は短い、といったような生活が主ですから、忙しいと思っているだけです、本当は。(笑)

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