2014年4月23日水曜日

春爛漫


いいお天気で、春なのか初夏なのか、と思うような一日だつた。庭のツツジが、咲き始めている。

買い物に大型店舗に足をはこんだら、いろいろな服装の方たちがいらっしゃった。私のように、ちょっと汗ばむ程、まだ冬のような衣装の方もおれば、薄物の春着で軽々と歩く若い姿もみられる。今年の流行の春着が、あちこちの店内を軟らかく彩っているのも楽しい目のお正月だ。

流行りといえば、衣装に限らず、言葉そのほか、いろいろなことに流行り失さりがあるのだが、むかしは禁じられてたようなことが堂々とまかり通るようになっているのがファッションかもしれない。

若いお嬢さんが、以前はお兄ちゃんが被っていた中折れ帽を被って闊歩しているし、その横をすれ違って行く女の子が、下着のスリップのレースが出ているような服を着ている。その後ろを歩くお母さんらしき方は、もうゴミ箱に捨てても惜しくはないようなズボンを恥ずかしげもなく履いて堂々と歩く。長袖ブラウスの上から、下着と思うような半そでのTシャツを着ている。

……といったような光景は、もうフツウなのだ。私のような疎い者は、流行りとはいえ、首をかしげたくなるような姿も珍しくない。

かく言う私めも、古い洋服を捨てられぬワケの一つが、「こんなものも、また流行るかもしれない」と。(笑)

家に帰って庭に生えている蕗と、頂いた筍と煮つけたりして、春の味をいただいた。いよいよ暖房器具ともお別れが近づいたようだ。

2 件のコメント:

  1. 気候ももう後戻りはしないでしょうね。世の中が揺れ動いていると気象まで疑ってみたくなります。最近の服装は全く自由みたいですね。仕事休みの孫の服装を見てびっくりする事があります。まるで、昔のアメリカ人形さんみたい。

    もう、余り外へ出ないし、先も長くないと思うので、昔の物で間に合わそうと思っているのですが、油断していると娘に捨てられていることも何回か・・「あれは?」と言うと「捨てたけど、お母さんには聞いたでしょう」私の記憶も曖昧なので「そうだったー」で終わりです。

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    1. 捨てることの難しさは、いつも感じています。でも、捨てようと思う気持ちがだんだんと熟してきて、最近、整理をしています。かなりのモノを捨てつつあります。
      捨て始めてきがつきました。けっこう気持ちがいいものです。(笑)

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