2014年4月24日木曜日

「たちかぜ」事件の東高裁判決



東京高裁が、海上自衛隊護衛艦「たちかぜ」で起きた隊員の虐めを認めて、国と自衛隊に7300万円の損害賠償を命じる判決を下しました。この件について、ある評論家が、こんなことを書いていましたので、貼りつけて置きます。

今回の裁判で、ここまで明確に国と自衛隊のいじめ責任を弾劾した東京高裁の判決は異例だ。なぜここまで東京高裁は異例の判決を下す事が出来たのか。それは公益通報保護法に基づき虐めがあったことを 内部告発した三等海佐の勇気ある行動があったからだ。いじめに関する自衛隊の証拠隠蔽が内部告発で明らかにされたからだ。

 しかし特別秘密保護法が安倍首相の手で強硬に成立させられてしまった為に、これからはこのような内部告発は困難になる。

 内部告発した者が罰せられ、国家権力は組織的国家犯罪を隠し続けることができる。

 我々は、だからこの稀代の悪法である特定秘密保護法の発動を阻止し、法律そのものを葬り去らなければいけないのだ。

 今度の東京高裁の判決の本当の凄さは、判決が我々にその事を教えてくれたところにある。

私の頭では、ここまで考えることはできませんでした。もっともなことだと思いました。

2 件のコメント:

  1. そうなんですかあ。昔の軍隊のいじめは凄かったらしいですが、誰も告発できませんでしたよね。なんたって「上官の命令は陛下の命令と心得よ」の時代。陛下の命令は神の命令、どんな理不尽な事でも服従しなければ命を奪われる時代でしたから・・・

    また、あの時代に近づくなかなあ。阿部さんは戦争知りませんから要注意ですね。

    返信削除
    返信
    1. 昔の軍隊は、ずいぶんひどかつたようですね。怖い話をきいたことあります。

      安倍さんのことは、しっかりと野党が監視しなくてはいけないのに、その野党がねえ……。

      削除