2014年6月20日金曜日

シルバー川柳2 その1


以前、シルバー川柳の1巻がでて、このブログで紹介いたしました。第2、第3巻がでていますので、その一部を紹介していきたいと思います。

☆お辞儀して 共によろけるクラス会

おっとっとっと。転んじゃいけませんよ。恥も外聞もございません。転びそうになったときは、何にでもしがみついてくださいね。

あ、私も、この月末の土曜日は、同級生33名があつまります。よろけぬよう、ふんばってまいります。

☆物忘れ 昔からだと負け惜しみ

負け惜しみじゃありません。本当に昔からなんですよ、私は。

☆古希過ぎりゃ 嫉妬もされぬ朝帰り

そんなことござんせん。古希すぎても、米寿すぎても、女はヤキモチが好きなんです。愛されてるん?

☆聞き取れず 隣に習って 空笑い

なんとなく分かります。ひとり聞き直しなんか、出来ませんものねえ。そのうちに、地獄耳って言われるようになりそう。

☆バラに似て 妻も花散り トゲ残し

痛いトゲ、何とか抜いてさしあげてください。 あ、無理ですか。 それはお気の毒さま。自業自得じゃありませんか? 女にトゲなど、もともとございませんけどねえ。お気をつけてください。

☆定年で 田舎戻れば まだ若手

そうそう。これからですよ。定年なんてわくわくしなかせら迎えて田舎に帰ってきてね。長生きできますよ。

☆その昔 恐竜みたかと 問う曾孫

曾孫から見たお爺ちゃんなんて、恐竜時代の人間なんだよね。チクショウ!

☆妬ましや 妻の犬への 言葉がけ

犬ほどでなくてもいいから、優しいコトバをかけてあげてくださいな、奥様。

☆定年にエプロン貰い嫌な予感

定年後の生活態度によって、健康寿命がのびるか、縮まるかの分かれ道。こまめに指先使って大根刻んだりするのって、身体にいいのよね。私も、定年した夫に言いました。すると「そんなありがたいことなら、お前一人にさせたるけん、わしの分まで長生きしてくれや」という返事でした。

2 件のコメント:

  1. 面白いですね。みんな思い当る事ばかり。私も川柳作りたくなりました。もう、この年で始めるのは無理かなあ。そんな事ないとごまめさんは仰るでしょうけれど・・・(まあ、歳には関係なく私には無理なのかなあ)

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    1. mimiさんなら、おもしろくてうなるような川柳ができますよ。ぜひつくってみてくださいな。
      俳句よりも、楽しみながらできそうですね。

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