2014年7月16日水曜日

手紙


小学校の同級生、Yちゃんからお便りがきた。
Yちゃんは、今は北海道のD市にすむお医者さんの奥様だ。
徳島は、8号台風がまともに上陸しなければいいがと心配しましたが、どうでしたか? という内容の手紙。たいしたことはなかったということは、台風の大きさや進路でよく分かっておられると思うのだが、それでも、こうして手紙を書いた雪江ちゃんの気持ちがとても嬉しかった。
Yちゃんのお父様は医者をされていて、お母さんは女優さんのように美しい方だった。そんな恵まれた家庭のお嬢さんだったが、とても気さくな明るい女の子だった。
ある日、父上が亡くなられたことを知って、とても悲しかった。放課後、友達3人とYちゃんの机のそばにじっと立って、Yちゃんは、今頃泣いているだろうと思って3人が泣いたという、朧げな記憶だが思い出した。

先ほど私も、やはり電話ではなく、返事のお便りを書いた。手紙には電話とは一味違う思いが伝わるものだ。声が聞こえぬだけに、思いが募るのだろう。
お互い、元気にトシをとっていけることに、とても幸せを思った。ありがたいことである。
 

2 件のコメント:

  1. お手紙いいですね。温かい気持ちが伝わって貰った方はとても嬉しいです。でも、自分が書くとなるとつい億劫、電話のボタンを押してしまいます。

    字が拙いという事も億劫の原因です。水茎のあと美しいお手紙を見るとお返事を書くのさえついひるんでしまいます。字が上手に生まれたかったですう。

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  2. たしかに字の上手下手は、いろいろなことに、影響していますね。
    今となっては、もう開き直っておりますが、親を恨みます。(笑)
    80年も字を書いていても、自分の名さえ、上手に書けない。

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