2014年7月7日月曜日

片付ける


今日は七夕。七夕は丁度梅雨の季節なので、大抵は星空などを眺めることは出来ない。もう、七夕といっても別に何をするわけでもなく、笹に飾り付けをして、願い事を書いたりするなども、子どもが大きくなってからは、ご無沙汰である。……と思ったが、退職後、お腹の手術で40日ほど入院していたとき、病院が笹を用意して、願い事を書くように言われて書いたのが最後である。何を書いたかも、憶えている。(^^)


さて、前置きはこれくらいにして、今朝、【朝いち】というNHKの番組をみていたら、娘や息子が、親の荷物の整理に困っている様子が映されていた。親がだんだんとトシを取っていくに従って、整理整頓が出来なくなっていく上に、モノがどんどん増えていく。階段も半分モノが置かれて狭くなっていて危ない、使わぬモノが場所を防いでいたり、期限切れの食品も溜っている。捨てさせようと思っても、捨てさせない、という内容だ。
子どもとしては、何時、どうなるかわからない親が、モノにうずもれているのは、耐えられないと言う。


TVをみながら、「私もいらぬモノ、遣わぬモノの片付けは早くしておかねば……」という思いがむくむくとわいてきて、目の前のTVの下の戸棚に並んでいる、もう見ることもないVHSのテープが目に焼きついた。
そうだ、まずこれを捨てようと決心した。けっこうお金もかかったはずだが、もう時代にはそぐわない。


あるわあるわ、10本ずつ紐でくくっていくと、15個ほどになった。ほとんどが退職後に録画したものである。
映画もたくさん録画してある。1本のテープに映画2本か3本いれてある。名作といわれたものは、ほとんどある。
映画は、年を取ってすることがなくなったら観よう、なんて思っていた。今となっては、そんなテープを観なくてもナマの綺麗な映像で、たいていのものが観える時代になっている。紅白歌合戦、美空ひばり特集、宇宙のなぞ、パソコン講座、向田邦子のドラマなどなど。捨てるには惜しいと思うものもあるのだが、もうそれは一切考えずに片付けた。

この150本のテープを【燃えないゴミ】として、町のクリーンセンターに運ぶことにするか、燃えないゴミを出す日に、1020ずつ出していくかは、まだ決めていないが、今日はTVのおかげで、気がかりだった一つが片付いたいい日だった。
この調子で、衣類、食器、本、写真、などを整理していくつもりである。
息子よ、心配するな!

 

 

2 件のコメント:

  1. 親の荷物の整理に子供たちが困るのは本当らしいですよ

    。私は60歳を過ぎてから何回も引越しをして、その度に必要不必要を問わず荷物は捨て、殆んどバッグ1つで引っ越したのですが、入院した時、ケアハウス退去の為に、子供たちが部屋を整理してくれました。

    ここには8年いたのですが自分では心得て不要な物は買わないようにし、捨てる物はためらわず捨てた心算だったのに、いざ退去となるとその荷物の多さに目が回ったと娘に言われました。僅か20数米の部屋でこの有様。荷物は魔物だとつくづく思います。

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    1. いざ捨てる、となると、勿体ないということが、まず頭にくるのですが、遣わずにおいておくのも、もつたいないことですから、思い切って、衣類は、町のステーションにもつていこうと思います。衣類は分類して、何かに役立ててくれそうですので。
      もう、自分の手から離れたら、雑巾になろうが、焼かれようが、知ったことじゃないですからね。

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