2013年4月19日金曜日

自転車と子ども


小学校低学年くらいの可愛い男の子が、上手に自転車をこいでいる姿を何度か見かけたことがある。この近辺の子かもしれない。

近くのマーケットの入り口で、その子にぱったり会ったので、「いつも自転車上手にこいでるね」と声をかけた。その子が、すまし顔で「だってこがないと倒れるもん」と言う。ごもっとも。思わず笑ってしまった。たしかにそうだ。
私は、ひとりニヤニヤしながら買い物を済ませて外にでた。
さっきの子が、自転車に乗って、さっそうと、目の前を走り去った。ちらと、私をみて、にこっと笑いながら。私もにこっと笑い返した。
何だか、とても気分がいい。また、あの子に会いたいと思う。
 
 
 
 
 
 

 

4 件のコメント:

  1. 私なら、その子に声はかけなかったでしょう。
    目障りな子どもだと感じたかもしれません。
    古女さんがやさしく話しかけたから
    嬉しい出来事になったんです。
    人は自分が作り出した世界に住んでいると
    いうことが良くわかります。

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    1. いえ、そんな大袈裟なことではなく、ただ、ちょっと声をかけたくなっただけ。(笑)

      でも、おっしゃるように、自分が作り出す世界って、ありますね。いいことも悪いことも。

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  2. 私も声はかけなかったでしょう。その日の気分によりますが・・・その子供の返事もよかったですね。その通り何事も漕がないと倒れます。私はこの所、何も漕いでいません。倒れそうです。

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    1. そうか。自転車に限らず、漕いでないと倒れることもあるのね。

      ま、倒れるものもあるし、漕ぎすぎたらいけないこともあるから、今の現状でmimiさんは安全運転じゃないのかしら。

      それに、頭使うから、いつまでも錆びないですよ。

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