私の友人のSさんは、昔の学生時代のことや、同僚だった方の家族関係など、よく記憶されていて、周りの人を驚かします。
私など、自分で言ったことも忘れているのに、彼女は憶えていてくれて、「あの時、あんたがこう言った」なんて言うものだから、感心します。
人間は、年をとっていくに従って、色々な興味や関心も衰えていくのはよくあることですが、Sさんは、そうしたことへの好奇心はいつまでも持続しているようです。
好奇心があるから、他人さんの家庭のことなども、根ほり葉ほり尋ねます。やはり、Sさんの記憶力は、好奇心と無関係ではないことがよく解ります。
「脳は、もともとは考えるために出来たのではない。みみずの脳は、餌に近づくとか、敵が来たら逃げるとかのためにある。すなわち、身体感覚を身体運動に変えるためにある。感覚を運動に変えるためだ。つまり、脳は体に密接に結びついている。
人は、進化の過程で、色々と考えたりすることが出来るようになってきたのもので、一足飛びに結論を言うと、脳は、身体の奴隷なのだ。幸せだから、笑顔になる、ということもあるが、笑顔でいると、幸せになる、の理論である。
脳の立場からすると、頭骸骨の中で、真っ暗闇の世界にいる。外の情報が分からない。目で見、耳で聞く、手で触る、などの身体を通じてしか分からない。体からの信号がなければ、脳は無知なモノでしかない。
言いかえると、身体からの働きかけがなければ、脳は、活性化しない、という結論になる。
となると、脳より身体の方が大切で、日ごろから身体を適度に元気にしておいて、いろんなことに興味を持つことが、大切だということのようですね。
分かりました。体をよく動かせ。という事ですね。体を動かしていると脳も元気になると・・・
返信削除困ったことに、最近ますます体を動かすのが億劫になりました。寝て本を読んでる時間が一番幸せなんて困ったもんです。
ごまめさんを見習わなければね。とても真似は出来ないけれど・・
ふふふっ。私を見習っていてはダメです。
削除私の身につけている歩数計、外に出なくても、かなりの歩数がきざまれる。これは、家の中で、あちこちと、探し物をしている証拠です。とくに増えましたね、探し物が。(笑)