2013年4月3日水曜日

花桃と蕗の薹


庭の花桃が満開です。

毎年、ピンク色の可愛い花を咲かせています。

この樹は、お嫁ちゃんが、我が家の一員になってくれたとき、お里のお父様が、植えてくださった記念樹です。

この間のように思いますが、もう25年も前のことです。

この樹をじっと見ていますと、お父様が、娘を手放す淋しさに、涙を流されていたのを思い出します。「ああ、大事に育ててきた娘を頂いた。有難いことだ。息子より大事にしなくては……」と、思ったものです。今もその気持ちには代りはありません。いい嫁です。

 
 
 

可愛かった蕗の薹が、随分とひねてしまいました。

俗に【蕗の姑】と言う名がついています。襟元を緩めてもっこりと土を押し上げて出てきた顔とは、随分と違います。

歳時記の中に、こんな句が載っています。

           ☆  呆けてはならずと思う蕗の薹 
                
 

                  身に沁みる句です。

 

2 件のコメント:

  1. お庭が綺麗な季節です。今日はリハビリセンターでチューリップの写真を撮ってきました、余りにも可愛かったので・・・ここの皆さんはお花見に出かけました。私は先ずリハビリと思って、そちらは欠席。婿どのが来たので丁度よかったです。

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    1. 次々とお花が楽しめる季節ですね。花の樹もいいけれど、畑の花は、一面に花を咲かせてとてもきれい。北島のチューリップ畑も、もう花ざかりでしょうか。行って写真に撮りたいなあ……。

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