新しい中古車

肌寒い一日。雨まで降り出して、ストーブも活躍する。

昨日の夕方、待っていた車（トヨタVitz）が手にはいった。お世話になってぃるＫオートさんが、いい車を探してくださった。8000Ｋほど乗った中古車だが、新車みたいにきれいに乗っている。どんな方が乗っていたのだろうと、想像したりしながら、さっそく夜、市内の文化センターへ。Ｋオートさんが、「車の整備も出来ましたので、明日の朝、大安なので持っていきます」とおっしゃったが、「いえ、車を頂いた日が大安です。すぐ伺います」と、無理をいって昨日手に入れた。(笑)

 

夫がいたときは、「女の機械音痴は、新車でないとあかん」と言って、中古でいい、と言う私の言い分は却下されていたのだが、夫が亡くなってからは、中古車に変えた。中古といっても、めったに故障などしないし、新車より安いのがいい。……当たり前だけど。

 

 

夫は、古い車を買っては、「安いだろう」と自慢し、車検ごとのように買い換えるということをくりかえしていた。車が、臭くなってしまうからだ。魚釣りにいって、その魚を車の中でひっくり返したり、取り残した魚が車の中で腐っていたり、何とも汚い車なのだ。私が見かねて掃除をしようとしても、触らせない。捨てられたら困る書類やらが混じっているからだ。

 

 

ま、車にかぎらず、自分の仕事部屋も、車の中と似たりよったりの散らかしようで、私としては、綺麗に掃除がしたくてたまらないのに、させてくれないという、毎日だった。

 

 

そんなゴミ箱のような部屋の中から、必要なものを探し出すということが、よくあった。そのたびに、私が触ったから、分からなくなったとか、捨てたんだろうとか言われて、よく叱られたものだ。(笑)

夫に叱られても、ちっとも怖くなかったので、私は生き延びられたのだ。(^^)

私はそういう点で、いたって天然女房だったと思う。