2012年12月30日日曜日

心を病む先生たち


新聞で発表された「心を病む教員]の数は、相変わらず多い。5.000人以上だ。今の教育界のことを知れば知るほど、むりもないなあと思ってしまう。先生をノイローゼや自殺に追い込むような親たちがかなりいるらしい。「モンスターペアレント」と呼ばれている怪物保護者が学校を破壊しているそうだ。学校に、理不尽な要求をし、教師を疲労困憊させてしまうとか。

学校も、親たちに対する態度がまるでお客様扱いというか、甘えさせてしまった責任はあるかもしれない。子どもを注意したら、親は子どもを叱らず、先生を叱る時代である。

ま、そんな親の教育をしてきた昔の教師としては、責任を感じるのも事実である。こうした現状は、今に始まったことではない。かなり以前から、こうしたことは言われてきたのだ。

先生だけではない。子どもたちも、虐めにあったり虐めたりしているのだ。友人を自殺に追い込むような虐めをしているということは、やはり子どもたちも心を病んでいるのだろう。

このままでは、将来日本の国は、どんな国になっていくのだろうかと、心配してしまう。人づくりは、大切な国づくりというのに。

 

2 件のコメント:

  1. 保護者を叱ったりすると、大騒ぎになって教育委員会から叱られます。教育委員は公選の首長が任命しますます。選挙に差し障りのあるようなことは出来ないでしょうね。

    賢い先生は当たらず障らず、心を病む前に退職するのでは・・・
    かくして、生徒は先生を馬鹿にするようになります。

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    1. 困った世の中になりました。231




      困った時代ですねえ。子どもも、父兄も叱れないのでは、どうしたらいいのですか。

      触らぬ神に祟りなしということになってしまっても、仕方ないですねえ。
      先生もやめたくなるのも分かります。(::)





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