2012年12月5日水曜日

寒い日


寒いなあ。急ぎの用でちょっと外に出ていたが寒い。昨日も寒かった。美穂さん(高井美穂衆議院議員立候補者)の出陣式で震えあがったが、コートも着ずに車の上で、シャッキと立っている美穂さんをみると、「寒いなんて言っちゃおられん」と私も終いまで我慢出来た次第。お人形のように可愛いお顔が、一回り小さくなったなあ…、なんて思いながら、2児の子を育てながら、奮闘してきたことを思うと、目がうるうるしてきた。それに県下で一人は女性議員が出てほしい。

寒さは関係ないのだが、あまりの忙しさに昨日はブログが書けなかった。といっても、何をしても、樽みたいに着こんでいるものだから、肩や首が凝るし、やることがはかどらない。おまけに火曜日というのは、夜は毎週シニア演劇塾に出掛けるものだから、帰ってきてからもすぐには寝ることが出来ない。寝床に着くのは大抵暦が変わって1時になってしまう。好きなことにはどんな疲れも気にならないという勝手者なので、何とかなっていくのだろう。

この頃は、身が二つ欲しい毎日だ。『花の会・仙谷党員』としては、日本の頭脳、仙谷由人が、1区で落選か・はたまた当選できるか、などという巷の噂なので、気が気でないし、私の選挙区2区で闘う高井美穂立候補者も、仙谷さんに仕込まれて、押しも押されもせぬ議員に成長し、元文部副大臣までしたというのに、逆風にふんばっているので、一枚のシール張りでもいい、お手伝いしたいのだ。

ま、古女が歯ぎしりしても、どうにもならない。どうか、民意の高まることを祈るのみである。

それにしても、どこでもだろうが、選挙事務所というのは、大変なところである。常識人には、考えられないような、訪問者があったりするようだ。それに対応しなければならない方は、大変だろう。怒らせたらいけないし、なだめたりすかしたりするのかどうかしらないが、一応お帰りになる。電話などは、怒鳴られたりは日常茶飯事だろう。

もう昔のことなので書くのだが、あるとき、パチンコ屋さんのお隣に、選挙事務所を構えたことがあった。私は、台所のお手伝いをしていたのだが、昼食時、毎日、5・6人でやってくる一団があった。外回りのお手伝いではないことは、一目でわかる。まつたく関係なくパチンコ屋で稼いている?らしき団体さんだ。

食事は、カレーライスだったり、日替わり定食のようなものだったりだが、食べ放題だ。満腹すると、机の上のゆで卵やら、みかんやらをポケットいっぱいにねじ込んでお帰りになる。「さあ、票稼ぎに行こうか。ごちそうさん」と言って。
炊事係の者は、じろりと、横目で睨むことはあっても、「もう来ないで」とは言えないのだ。それどころか、「脚での票稼ぎは、大変やなあ。しっかり食べて、稼いでな。よろしくたのむよ。当選させてな」と言いながら食事を出す。だまっていても、しっかり食べるのだから、これくらい言っておくのがいい。彼等の1票があるだろうということで。()

また、あるときは、子ども二人を連れた女の人が、身をかがめるようにして入ってきた。「どうぞ」と、座っていただき、お茶等出す。炊事場から良く見えるところだ。選挙の話をするでもなく、ただふらりと入ってくる客には、それなりにお相手をしていても、「どうぞごゆっくり」ということくらいしか相手にできないだろう。そのうち子ども二人が炊事場に入ってきて、「ごはん」と、催促した。「ああ、そうだったのか」と、こちらも納得。昼は過ぎていたのだが、気持ちよくあがってもらう。こんな親子たちが居なくなる政治が必要なんだと、思ったのを思い出す。

社会の縮図をみるような事務所風景。私にとっては、色々と学ばせていただいたものである。
最近は、こうしたことも少なくなったと思うけれど、大変さには変わりがないようだ。

【無理せず楽せず】でいきよりますので、ここも穴があくやもしれませんが、よろしくお願いします。

 

2 件のコメント:

  1. ごまめさん。大変ですね。お気持ちはよーく分かりますが、お体は大切にして下さいね。

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    1. 有難きお言葉。新聞などに厳しく書かれているので、全開せざるをえません。じっとしていると、よけいに苦しくなります。(笑)

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