2012年12月25日火曜日

切れる人

買いたいと思っていたものが売りだされているので、大型店舗まで車で走りました。店の中は、随分と賑わっていました。子どもにせがまれているお母さんが、大きな声で子どもを叱っていました。ああ、クリスマスというのに、わんわん泣く子。あまり、いい格好ではありません。でも、泣くからといって、言いなりもいけませんし、お気のどくな情景です。

【切れる】で思い出しました。面白い番組に出合うと、ちょっとメモをしておくことがあります。そんなノートを開いて書いています。

何年か前のNHKのクローズアップ現代で「切れる大人」というのをやっていました。ご覧になった方もあるはず。ぶち切れは、何も若者の特権ではないようで、以下は、その内容です。

実際に切れて事件になるのは、30代から50代の大人が多いらしい。また、「注意された人」よりも、「注意した人」が切れるというのが事実だとか。多分、大人は、色々とストレスがどんと溜まっているのだろう。

解決策として、脳内の精神の落ち着きを左右する「セロトニン」という物質を増やすという方法を紹介している。

具体的には、腹式呼吸、瞑想、座禅、フラダンスなどをすると、セロトニンが増えてくるらしい。複式呼吸や瞑想は、誰にでも、どこででも、タダで出来ることなので、切れそうな方には、おすすめである。

切れる人の中には、うつ病の人が少なくないとか。【過度に内にこもる傾向と、過度に他者に攻撃的になる傾向】は、じつは表裏一体であるという。エネルギーの方向が違うだけで、本質的には同じ(あるいは、とても近い)そうだ。しかもうつ病は、誰でもなり得る。いつも元気にしている人、しっかりしている人ほど要注意といわれるほどである。現代は、随分増えているように思うのだが、それだけ大変な時代なのだろう。

ともあれ、複式呼吸でもしながら、立ちそうなハラを寝かすことにしましょう。

それにしても、多くの若者達にとっても、なんと生きづらい時代になってしまったことでしょう。ボーナスもカットされた人達が大勢買いものにきていました。10円でも安いものに目を向けています。
派遣社員だの、請負社員だのと、正規の半分にも満たないような賃金で働かされている人たちが随分大勢いるようです。小泉氏の「規制緩和政策」「弱肉強食の自由主義経済」の正体が、こういうことだったのでしょう。

格差社会をつくるのは目にみえていたはずですが、「仕方ない」と認めてしまった、こうした現実を、どこまで私たちが「政治が悪かった」と認識するか、が問題と思います。またまた政治につながっちゃいました。くせになったかな?()

 

2 件のコメント:

  1. 政治に関心を持つのはいいことだと思います。意欲がなくなるとそれもどうでもよくなりますのでね。私がそうです。

    80代半ばになると、切れることも余りなくなりますね。勝手にしてねと言う感じで・・これもセロトニンの関係でしょうか。周囲に無関心。認知症に足を踏み入れたのかも知れません。

    それにしても、ごまめさんは、こまめですね。番組をメモするなんて・・さすがです。

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    1. >ごまめさんはこまめでする。

      たまたまであります。何時も書いているわけではありません。(笑)

      ただ、テレビの前の机には、いつもメモ出来るようにしてありますからね。

      何しろ聞いてもすぐ忘れますからね。、

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