2012年12月10日月曜日

ボーナスの季節


師走の冷たい風が吹く頃ですが、サラリーマンの皆さんの中には、心待ちに待っている日もあるのが師走。ボーナスの頂ける日であります。
私のように、まったくボーナスとご縁が切れた者にとりましては、財布が軽くなる心寂しい師走でありますが、これは致し方ありません。

ただ、ご時世がご時世なので、働いていても、ボーナスにありつけないお方もいらっしゃることも事実で、こうした格差のない世の中になってほしいものです。

昔、小学校の教師をしていたとき、こんな作文に出会いました。

【私のうちは、クリスマスに何か買って、と言うと、お母さんは、うちにはボーナスがないから、何も買えない。よそは、ボーナスがあるから買ってもらえるんだよ。と言います。私は、うちも、どうしてボーナスを買っておかないのかと思います。今年は、何もいらないから、ボーナスを買ってきてほしいと思います。】

これを読んだとき、私は、子供らしい面白い発想に、拍手を送りながら、赤ペンで、【○子ちゃんが、大きくなってお仕事するようになったら、一番に、お母ちゃんにボーナス買ってあげようね】と書いたのをおぼえています。

今は○子ちゃん同様に、買えるものなら私もボーナスを買いたいものです。

もう年金での【その月暮らし】にも慣れていますが、退職後の何年かは、ボーナスの季節になるし、ボーナス恋しやと、寂しく思ったものです。

今はもう、そんな悠長な気分ではなく、【年金が頂けなくなったら、どうしよう】なんて思ってしまうのです。こんな心配している老人はたくさんおられることでしょう。どうか、このような心配のない世の中になるためにも、政治をする方たちには、後戻りをせずに、頑張ってほしいものです。消費税アップも我慢しますから。

本当いうと、消費税アップによる私たちの懐の痛みは、私たちの作った借金の結果ですから当然のことです。政治家の責任というより、そんな政治家を選んだ国民の責任です。
将来の子や孫の痛みを少しでも軽くしないと、死んでも死にきれないですよ。ほんと、若い人たちは、これからが 大変なんだもの……。

*どうも最近は、頭の中が、選挙のことでいっぱいなので、何を書いても、政治にくっついちゃいます。(笑)

2 件のコメント:

  1. ボーナス貰っていた頃、遥か昔ですが懐かしいですね。今は師走も正月もないです。仕事もしない代わりに、年金以外のお金を貰う事もありません。

    年金の将来はやっぱり不安です。働けと言われても、歩くのも、よたよたでは仕様がないです。人生定年法でも作っていただきますか。昔は姥捨て法があったそうですから・・・但し抜け道のないきっちりした法律をね。

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    1. 贅沢はしなくていいですから、最低の生活の保障はしていただきたいものですね。
      くださる年金内での生活をしていきます。すくなくなれば、それなりの生活です。下げる生活は、何とか出来ると思います。病気になっても、入院しても、年金で可能な手当でいいです。(^^)

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