2012年12月27日木曜日

28歳だよぅ (^^)


いいことを聞くと、黙ってはいられなくて、皆さんに教えたくなるのは、元教員のサガなのだろうか?()

先日TVで見たのだが、人間の脳は、何歳になっても成長する、と言うから嬉しいではないか。使えば発達する、即ち脳細胞は何歳になっても増えていくというのが基本で、使わないと減っていく、というから、財布の中身とは正反対のようだ。脳には定年はなく、それぞれ仕事の分担があって、脳番地というか、いつも使っているところは、衰えないどころか、発達までしてくれるというのだから、しっかり使わなそんそんということになる。

今まで、使っていないところは、もう私のような年になると、ぐっと細胞は減ってしまっているだろうから、今から運動神経を発達させようと思っても、ダメだろう。……と、正直思うのだが、こうした考えは、よくないらしく、年齢は忘れて、全員28歳だと思って生活せよ、とおっしゃる。笑ってしまう。思えと言われてもねえ……。簡単には思えない。でも、思うことが大切なのだ。28歳なら、何でも挑戦出来る年なのだ。そして、定年のない脳をしっかり使う。人生120年と思って生活せよ。とおっしゃった。

教えはよく分かる。65歳から勉強してご自分の専門(医者)以外の大学に入学して、新しい学問を始められた方を知っている。

でも、そうした方は、もともと頭のいい方だと思うし、そんな真似は、誰でも出来ないと確信しているのだが、そうではないのだ。頭が悪ければ、悪いなりに、自分に会ったことをしたらいいだけのことなのだ。

最近は、脳トレとかいって、知能を使う訓練などが流行っているが、そうしたことも効果があるのだろう。しかし、機械的なトレーニングなどより、楽しんで、何かをすることによって、トレーニングができていく、というのがよさそうだ。

例えば、私の参加しているシニアの劇団は、記憶力がどんどん低下して行く年頃にもかかわらず、お芝居好きが集まっていて、苦労しながらも、台詞を憶えている。こうしたことが、とても脳のためになるということだろう。

私は、以前にも書いたのだが、お芝居をするよりも、脚本の勉強がしたくて入れて頂いたので、先生に教えていただきながら、台本作りをしてきた。皆さんといっしょに普段は発声練習などもいっしょにしている関係で、舞台にもちょろっと出ているのだが、けっこう楽しんでいる。
昔から記憶力の悪い私は、自分で書いた少ない台詞もなかなか覚えられないのだが、興味のあることなので、何とか憶える努力をする。
すると、ああ、やればやれるのだ、ということに気づく。しかも、これは、だれでもやれば出来るということなんだ、と気が付いた次第。

パソコンだって同じである。機械に弱く、横文字はまったくダメな人間が、パソコンなどいじくれるはずがない、と思っていたのだが、習いたくてしょうがなかったので、思い切って触ったのがはじまり。ブログまで立ててしまったのだ。(ただし、機械に強い若い知人に立ててもらった。無理はしない主義なの。笑)
これも、いやいやではなく、楽しみながらパソコンをいじくっていたからこそ出来たと思う。

そうそう、私、28歳と思うと、まだまだ先があるし、やりたいことがあるはず。

……こういう考えが、【前向き】というのだろうなあ。うん、そうだよなあ。前向きだよなあ……と、自分に暗示をかけるのも、いいかもしれない。ああ、28才のばあさんか。うっふっふ。

2 件のコメント:

  1. 年寄になると全体的に鈍くなる。これは本当なんでしょうね。体力なんて目に見えます。

    脳の方はこれも経験から言いますと鈍くなると思います。感性などは目に見えて衰えるように思いますね。

    唯、計算力とか暗唱力、記憶力とかは脳トレをやっていますと、確かに回復しますよ。因みに私は週2回川島教授の脳トレをやっています。決断力、実行力が一番衰えたと思います。

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    1. 年を寄せるということは、一応なにもかもが衰えていくのでしょうね。ま、そんな中でも、鍛えていれば、現状維持、もしくは、よくなることがあるのでしょうか。

      私が衰えたと思うのは、記憶の維持力ですね。記憶は出来ても、忘れるのが早いです。新しい記憶は、はげ落ちやすいのでしょうね。
      それと、脳の引き出しから、なかなか出てこない。人の名前、漢字、なかなか思い出せない。かなり不便ですよ、これは。(笑)

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