2014年3月3日月曜日

桃の節句だが……


今日は桃の節句。梅の花は満開。桃の花も蕾を開きかけているようだ。風はつめたいものの、陽射しの明るさは、もう春着で出掛けたい気分である。

我が家の雛人形は、もう10年以上も、戸棚の中で、眠っている。最近は、小さな人形に人気があるらしいが、孫が生まれた頃は、大きな雛段が流行りだった。大きい雛段は、飾るのも終うのも手間がかかるので、子どもが大きくなると、もう飾らなくなってしまう。子どもも「雛段は、もう飾らなくていいよ」と言うのだ。何となく人形が可哀想な気になるのだが仕方がない。


話は変わるが、悪夢のような女子高校生殺人事件の容疑者が捕らえられた。高校を卒業したばかりの18歳の男性。優しくおとなしい子だったという。成績も悪くはなかった模範生のような高校生が、いとも簡単に人殺しをするこの狂気。何とも言いようのない恐ろしさで胸が痛む。やはり、【死】ということの意味が、よくは分かっていないとしか言いようがない。

こうした事件を見聞きすると、いつも思うことがある。意味も良く解らぬうちから、テレビでいとも簡単に人殺しを毎日のようにみている子どもたち。死ぬことが、殺すことが、怖くも悲しくも無く、平気で見ている幼い子ども、命の大切さなんて、育たぬままに成長してしまうように思えてならない。嫌な世の中だ。

2 件のコメント:

  1. これからどんな世の中になってゆくのかと恐ろしくなりますね。親の考えが子に影響するとすると、今の親の、その親は私達なんですけどね。

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  2. ほんとに怖い世の中です。

    キーボードに字を打ちこんでもなかなか出てきません。。3倍も4倍も時間がかかります。
    ブログはお休みします。

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