2014年3月22日土曜日

高校野球と涙

野球のことはよくわからない私ですが、高校野球は、感動させられることが多いので、地元の池田高校が久しぶりに出るということで、TVをみていましたが、何となく負けそうになったものですから、「みちゃおれん」気持ちになって、TVの前を離れました。地元の高校が負けて泣いている子などをみていると、「ああ、親はどんな気持ちか……」なんて思うと、胸がいっぱいになってしまうので、見るのを止めるのです。そんなとき、すごい歓声が挙がったものですから、もしや、と思ってTVの前にいきますと、点が入っているものですから、「これはもしかしたら」の気持ちです。
8回9回での得点さよなら逆転勝ちという思いもよらない展開で、池高が勝ちました。最後まで希望を捨てずに全力で戦い抜いた姿は、とても素晴らしく感動させられました。

プロ野球のように、成績と年俸が裏表の選手とちがって、高校野球は、どちらの学校であれ、負けて涙を拭う生徒の心中を察して、こちらも泣いてしまいます。甲子園までの長い血のにじむような努力があるだけに、どの生徒にも勝たせてあげたいと思います。

昔、小学校2年生の時に担任したB君が、甲子園に出たことがあります。9回裏の最後にバッターボックスに入って三振して、ゲームが終わりました。その時は、もう涙が止まりませんでした。バットを担いで運動場を行き来していた幼いB君が、晴れの舞台で活躍したことを嬉しく思う一面、どんなにかホームランを打って、逆転したかったろうにと思うと、辛くてたまりませんでした。

年をとりますと、ただでさえ涙線のゆるい私は、すぐに涙が出てしまいます。困ったものですが、ま、喜怒哀楽を感じるうちは、生きがいもあると思っています。

2 件のコメント:

  1. 高校野球には皆さん感動するようですね。ごまめさんは豊かな感情をお持ちだから尚更でしょう。私は最近テレビを見ませんので、池田高校の事も新聞で知ったくらいです。
    やっぱり現場の中継を見るのとは大違い、エーよかったな、と思うぐらいです。

    地元の活躍はやっぱり嬉しいですね、

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    1. 私は、豊かな感情というよりは、涙脆いと言うだけの話なんですが、高校生の純粋な気持ちには感動ですね。
      私もあまりTVはみませんが、ラジオの代わりに、音だけ聞いていることもあります。

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