2014年2月3日月曜日

その後の卵の色々 その1


毎日卵を3個は食べて1年以上が過ぎました。体調は、足の関節などは、強くなったと感じます。人様にも、薦めている関係で、三石理論以外の資料で色々と調べてみたりしたので、そうしたことを書いておきます。

☆卵の色

スーパーなどで白い卵と茶色の卵を見た時、茶っぽい卵の方が高級で栄養価が高いと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、卵の殻の色の違いで、基本的には、鶏の種類によるもので、栄養価にほとんど差はないことを知りました。(一部、特別に栄養価を高めた特殊卵はのぞく)
そしてこの通説は、卵黄にも当てはまります。
卵黄も、オレンジなど色が濃いものほど栄養価が高く、薄い黄色のものは栄養価が低い、と思っている方が多いようですが、それは間違いです。
黄身の色はエサによって変わります。卵は季節や鶏が食べたものがそのまま影響し、特に黄身の色はエサの配合などによって変わってきます。
鶏のエサの主となるものはトウモロコシだそうで、黄身の色は基本的には薄い黄色です。エサに赤い色素のものを混ぜると、黄身の色は濃いオレンジ色になるのです。
以上のことから、卵黄の色が直接、栄養価を示すわけではないということが解りました。

☆食べる数

また、1日に何個も食べてよいか、ということも、他の資料で調べてみました。以下は、それの抜粋です。
良質な蛋白質やビタミン、ミネラルなど人間に必要なあらゆる栄養素が含まれている卵。それが多くの食品の中でも「最も完全に近い栄養食品」と呼ばれているゆえんです。
考えてみれば、卵1個からひとつの命が生まれ、ヒヨコとなり鶏となるのですから、卵にはヒヨコや鶏が育つための栄養素がぎゅっと凝縮されているということ。

そんな栄養素の宝庫である卵、1日に何個まで食べてよいのでしょうか?という質問をよくうけますが、健康であれば2個~3個食べても何の問題もありません。
そしてぜひ毎日、卵を食べる習慣をつけていただきたいと思います。
ただし、カロリーや他の食材とのバランスを考えて召し上がってください。

……ということです。また、私の気になっていたことも、解決出来ました。それは、卵を割ったときの白いすじのようなものについてです。
☆卵の中の白いすじ
卵を割ったときに見える白いヒモ状の部分、これは「カラザ」と呼ばれる卵白の一種です。
卵黄を卵の中心に固定させ、外部からの衝撃から守るという、卵黄にとってはハンモックのような役割をしています。
料理番組やレストランなどでこの「カラザ」を取り除くのは、イメージを考慮してのことでしょうか。「カラザ」は食べてもなんら問題はありません。
むしろ、「カラザ」にはシアル酸という成分が含まれており、最近の研究ではシアル酸に抗がん物質が含まれていることが実証されています。
できれば取り除かずにそのままお召し上がりください。

……ということでありました。(続く)

2 件のコメント:

  1. その後も研究されてたんですね。有難うございました。参考にさせていただきます。卵の値段ですがスーパーに行くと茶色の卵が白卵より高く売られていますね。あれはどうしてでしょうか。

    私も栄養価は変わらないと聞いていましたので、白卵を買っていますがそれでよかったんですよね。安心しました。

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    1. いえいえ、研究なんていうものじゃありませんよ。ただ、気になるものですから、そういう情報に気をつけていただけです。

      茶色の卵を産む鶏は、茶色の毛の鶏でしょうかね。ひよこの値段が高いのかしら。

      今までに卵は食べ過ぎたらいけないというものには、一度も会っておりません。
      お医者さんが、あまりにも、忙しいので゜、研究出来ていないのか、卵は1個以内と、今もおっしゃる方がおりますね。

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