2014年2月17日月曜日

テンプルちゃん


先日、懐かしい名前を新聞で見た。『テンプルちゃん』という名前である。私の子ども時代のアメリカの名子役でスターだった。絵を描いても、ぬり絵をしても、テンプルちゃんか、キューピーちゃんか、ベテイちゃんが登場したものだ。1930年代の子役時代は、アメリカの象徴的存在だった。世界の子どもたちのアイドルだった。

今思い出して見ても、当時の日本の子役の名前は、誰も思い出せないのだが、テンプルちゃんは忘れられない。それほどまでに、当時の子どもたちの間では、人気者だった。

シャーリー・テンプルはいくつもの分野で顕著な業績をのこしているようだ。6歳の時から85歳になるまでアメリカの名士であり続けたという。彼女は2014210日、サンフランシスコ郊外のウッドサイドの邸宅で死去した。

彼女は、60年ほど前に、結婚し子育てに専念するために女優をやめているが、その後は外交官となり、活躍していたそうだ。

60年前に映画から引退しているが、アメリカでは現在にいたるまで、子役の人気投票をすると、現役の子役たちを差し置いて必ず1位か2位になる存在であるらしい。オードリー・ヘプバーンと同様に過去のスターでありながら、アメリカでは一種の「現在のスター」であり続けていたらしい。

アメリカでは勤勉さと真面目さと温かさと優雅さと品行方正で知られており、伝説的な映画女優としてまた著名な外交官として高い尊敬を受けているという。

私など、子役時代のテンプルちゃんしか知らないので、その後の活躍は、死後、新聞などで知ったのだが、素晴らしい方だったことは、間違いなさそうだ。ご冥福をお祈りします。合掌。

 

2 件のコメント:

  1. 9割9分忘れていた名前を思い出しました。戦時中3,4年、歳が違ったという事は、経験の大きな差だったようです。

    私はアメリカと聞くと先ず、B29と原爆とジープを思い出すんですから・・・・

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    1. 私もテンプルちゃんなんて忘れていました。でも、聞けばすぐに懐かしく思い出しました。よく遊びましたもの。ぬり絵や絵本で。(^^)

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