2012年11月22日木曜日

いい夫婦 その1


今日は、ゴロ合わせで、【いい夫婦】の日だそうです。マーケットの食品売り場にも、この日のために、2人前のお刺身パックや、お寿司のパックが並べてあるので、イヤでも意識させられます。()

いい夫婦とは、どんな夫婦なのか、というと、それはもう、個人の好みであって、こうでなければならない、というようなものではないと思います。妻と夫の思うことが違うかもしれません。最近のように、離婚が多くなりますと、皆さんの結婚の理想が、かなり高度な難しいものなのかしらと思ったりするのですが、そうでもなさそうで、ただたんに、辛抱が無くなったのかもしれません。

ま、私らが一般的に【いい夫婦】だなあと思うカップルは、お互いの相性がよくて、尊敬し合っていて、それぞれに足りないところを、補いあっているような、そんな夫婦は傍目にもいい夫婦だと思います。

ただ、外目には、理想のカップルに見えていても、ご本人たちは、「忍の一字です」と仰る方もいますから、ご本人が、「私たちはいい夫婦だね」と思われている夫婦こそが、いい夫婦ということでありましょう。

以前、ある雑誌に載っていたのですが、「こんど生まれかわってきたときも、今のお連れ合いを選びますか?」という質問に、色々な答えがあって「一応は、声をかけてみます。断られたらもっといい女を探します」とおっしゃったのが井上靖さんだったかな。なるほどと笑いましたが、案外、「同じ相手を選ぶ」と答える方が多く、それは、「誰を選んでもそんなにかわりはないので、めんどくさい」と。ま、現状にあまり不満の無い証拠でしょうね。そんなものかもしれません。

夫婦というものは、長い山坂道を一緒に歩んで行く相手なので、月日を重ねていくうちに、味もでてくるし、燻銀のような夫婦になっていくものです。

高齢者のほとんどのご夫婦は、「支え合って」生きていらっしゃいます。どちらかが先に弱くなりますと、夫であれ妻であれ、支えて生きています。おたがいが、苦労をかけたという思いがあってのことでしょう。いい夫婦とは、お互いに感謝し合う事が出来る夫婦でもあるようです。

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