2013年2月3日日曜日

節分


節分です。節分というのは、季節の分かれ目ということで、四季にそれぞれありますが、やはり、この季節の節分は、豆まきなどをするので、目立つ存在です。もう、鬼なんか怖くもなんともないので、鬼でも福でもどうぞ居てくださいな、という気持ちですから、豆まきはいたしません。早く暖かくなってほしいだけです。(笑)

節分をもって寒が明けるので、あすは立春ということですから、春への期待感は、膨らんでいます。長年の経験では、これからが一層寒い、という季節でもありますが、春への期待があるだけに、よけいに寒さが身に沁みるようです。

節分につきものの豆さんですが、店先に色々と並べられているのは、大豆がほとんどのようです。

 
ちょっと節分とは関係ありませんが、この大豆は、私たち大変重宝して、お豆腐、納豆、と、毎日の栄養源として食べてきました。でも、「食品に含まれる蛋白質の良質度」という表でみますと、38個並んでいる中の24番目です。むろん卵が1番で、卵・シジミを100点として、大豆は56点納豆55点、お豆腐51点となっています。

卵が100点のわけは、蛋白質のアミノ酸20種類のうち、体内で作れるもの(可欠アミノ酸)11個と、作れないもの(不可欠アミノ酸)9個が、常に私たちの体内で用意されていなければならないのですが、卵には、それが全部、適量に含まれているのだそうです。それで卵は良質の蛋白源ということになるのです。次いでさんま96 イワシ91、マトン90、豚肉90と続いています。鶏肉は87点。卵が100点なのに、親より子が優れ者ということです。牛肉は80、牛乳74、米飯73 食パン44

ただ、蛋白質10g摂取するのに卵なら79g 豆腐327g 米飯652g、食パン284gとなっていますから、卵2個で15gほど摂取できるので、経済的にも、お得です。

ともあれ、病気予防の三種の神器は、良質蛋白と、ビタミン、それに、悪者の活性酸素退治の食品(ビタミンC、E、カロチノイド、ポリフェノール等は、日常的食品に含まれている)ということです。ただ、ごま、緑茶などに含まれているポリフェノールは、その使い方に工夫。胡麻は、火で煎ることによってふたつに割れて、それぞれが新しいものになり、効果が高まるし、緑茶は、熱湯をかけると、分子がくっ付きあって、腸壁を通過できなくなるので、無駄になるということです。昔の人は、そんなこと知らなくても、さました湯で緑茶いれてますね。感心します。

病気になるというのは、どこかの部品が弱っていることなので、修復することが肝心、自分の体の状態を良く知って、普段から、卵やいろいろなものをしっかり食べて、部品を管理しておくことが大切のようです。副作用のある薬で治すより、栄養で繕う、というのが基本です。

 
こうして書きながら、こういう話は、読んで納得される方もいらっしゃれば、そんなこと、出鱈目だろうと思われる方もあると思います。ご判断は、各自でなさっていただけたらと思います。何しろ、私の今までの常識が、ひっくりかえるようなことが、多々あります。例えば、「無農薬野菜は発がん性の危険あり」とか、「動物性脂肪より植物性脂肪のほうが問題あり」などと聞くと、えっ?となります。私は単細胞なので、すぐになるほどと思ってしまうのですが……。(^^;;

 

2 件のコメント:

  1. ごまめさん。勉強になります。昔は必須アミノ酸といってたように思うのですが、呼び方まで変わったんですね。無農薬が問題なら、昔の食生活は問題だらけですね。それで、寿命が短かったんでしょうか。びっくり!

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    1. いまでも、必須アミノ酸とは言いますね。分類すると、ふたつになって、名がつけられていると言う事と思います。体内で作られるばあいも、作る働きをするビタミンが不足していたり、すると、作れないですよね。
      蛋白質は、十分採れていると思っている人たちでも、案外取れていないものがあるので、卵は、しっかり採るのがいいそうです。無農薬についてはまた書きます。

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