バザーあれこれ

毎年つつじの咲く頃に行なっている『花の会』の資金稼ぎのバザーを今年も昨日行ないました。（註・花の会のことは３月20日に書きましたので略します）つつじが咲く山の麓の椎の宮神社の下で開きました。

トシは争えません。疲れはてました。（;;）

でも、人通りもかなりあって、まあまあの売れゆきでした。

売る品物は、会員さんが出してくださる不用品や手作りの品と、会員手作りの散らし寿司、カレー、おかず、仕入れた草餅など、それに花屋さんのご協力で、鉢物や苗類も売りました。

昨年、バザーの先立ちの方が、バザーの後片づけをしながら、「主になって動いてくれる人が、みんな年寄りになってしもうた。来年のバザーははもう無理や。方法を変えて資金集めしましょうよ」と、言いました。

会長さんも、「そうしますか。無理はしないでおきましょう」ということだったので、売れ残り品を業者に引き取ってもらい、広報？係の私は、『花だより』に、来年はバザーは止めざるをえないと書いたのですが、いざその時期が近づいてくると、言いだしたご本人が、去年言っておられたこととは反対に、「民主党の支持率が下がっているこんな時期やから、仙谷さんに頑張ってもらわなあかん。バザーをしましょう」と言い出しました。

それもそうだと相談の結果「じゃあ、ふんばってやりましょう」ということになったのです。やる気満々の方たちのおっしゃることには賛成するしかありません。（笑）会長さんは、皆さんの健康を心配しましたが、実行に踏み切りました。

そんな訳ありのバザーなので、皆さんへの通知も遅れ、品物もあまり集まらなかったのですが、ＧＷ最後の日曜日とあって、人出もまあまあ。肝心のお天気も、いっとき雨も降りましたが、大したことも無く、バザー日和だったので、何とか収益を上げることが出来ました。

バザーというのは、何回も経験すると解かってくるのですが、いくら立派な品物を安くしても、売れないものは売れないのです。（当たり前ですが）

1万円以上もするような飾り物も、せいぜい2.000円くらいにしか値がつけられません。しかも、売れそうになかったら、更に値下げして赤札になって1000円、それ以下ということにもなります。

反対に、生活用品の洗剤のようなものは、売れ行きはいいです。が、皆さん、特売日の値段をよく知っていて、それより高く値をつけていたら、「マーケットより高い」とご注意してくださいます。係の者としましては、マーケット特売のチラシも、よく見ておかねばなりません。(笑)

百均の品物もよく持ち込まれますが、そうした物は、２個百円か３個百円という値になります。最低100円、100円単位にしておかないと、お釣りや計算がややこしいわけです。

毛布、肌布団、敷布などは、店頭値段の1/4か1/5といった安値でないと買っては頂けない。つまり、1.000円以上の品物は、『高い』と言う事になる場合が多いし、値切られます。値切られたら、何か売れそうにないもの？をおまけに付けて、その値で如何かと打診します。あまり成功しませんけどね。

なかなか商売は難しいことばかりです。

心苦しいのは、手作りの品物が、材料費ほどの値をつけなければ売れないこともあることです。手間暇かけたパッチワークの小物入れなど、店頭では2.000円以上もするような商品価値があっても、500円以下の値なのです。出してくださった方がお見えになって、その値段を見たら、とても残念に思われるでしょう。

……というようなことで、今年は完売でした。最後は投げ売り押し売りでしたが……。

お忙しい仙谷議員も、お元気なお顔をみせてくださったし、お連れ合い様は、私たちといっしょに早朝よりお手伝いくださったり、事務所の方たちにも、大変ご迷惑をかけましたし、世話人も疲れましたが、いい一日だったので、今朝は、疲れもとれて、気分よくブログも書き終えました。（＾＾）