2012年5月19日土曜日

旅のお土産

正直な胃腸の持ち主の私、3日間の旅行で、体重が1キロ太ってしまった。背が小さいのに52キロの体重は、足腰に悪い。第一身が重い。旅に出るとご馳走を食べるので無理ないのだが、そうかと言って心をこめて作ってくださる方のことを思うと残すのも気が引けるし、昭和一桁生まれは、「もったいない」ということが骨身にしみていて、出されたものはきれいに食べてしまうことが当たり前なのだ。

この旅のお土産、【Ⅰキロの脂】を元に戻すのは並大抵のことではない。おかしなもので、3日間で太ったけれど、1週間では戻らない。

旅行で太ったのは、まだましで何とかなるのだが、じりじりと半月もかかってⅠキロ太ったお正月明けの体重増は、今も身体の中に居座っていて、元にはもどっていない。だから、本当は、2キロの余分を何とかしたいと思っている。

どうしてこんなことを言うかというと、私の体調は、体重50キロのときが、一番快適なのだ。50キロという数値は、標準体重より太目なのだが、それくらいの方がいい。だから、体重の管理を心してやらねばといつも思う。思うばかりだが、それでも思わぬよりはいいはず。

1911年生まれの医師『日野原重明先生』の食事は、(去年出版された本によれば)1日1食で、あとは飲み物だけらしい。

朝はフルーツジュースにオリーブ油を15g加えたものを、ぐるぐるかき回して飲む。それと牛乳1杯に大豆から作ったレシチンの粉末を23匙入れたもの。それにコーヒー。
昼は牛乳1杯と、クッキー1個か2個。
きちんとした食事は夜だけだそうだ。

それでもあれだけの活動が出来るのだから、食事なんて、「やれ栄養だ、カロリーだ」と騒ぐこともないのかもしれない。

「それでお腹がすきませんか?」という質問がよくあるらしいが、その答えは、「仕事をしていると、空腹感がない。お腹がすくのは、集中していないから」だそうだ。

なるほど仕事に熱中すれば、『寝食を忘れて』も平気なんだ。「腹がへっては戦は出来ぬ」……という諺もあるんだけど……。

まあ、凡人は日野原先生のようなわけにはいかないので、控えめの食事を実行していこう。それでお腹がすいたら少し我慢してみよう。…なんて言う口の下から、お菓子の袋に手が伸びる私であります。






2 件のコメント:

  1. ごまめさん、お帰りなさい。いいご旅行でよかったですね。

    体重管理ってほんとに難しいです。日野原先生は別格として、私たちは食べたら太りますね。でもそれは、健康な証拠かもしれないわ。

    ケアハウスに来て分かったんですけど、人間て病気を持つと痩せるもんですね。亡くなる前にはほんとに嵩がなくなるようです。急性の病気で突然死んだ、なんてのは別ですけどね。

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    1. ほんとに身体は几帳面に余分なものは貯蓄していきます。それが健康の証拠といわれれば、そうかなあと、思うのですが、本来消費カロリーが少ないので、すぐ太るのでしょうね。もっと身体を動かすのが良いのでしょうが、動かせない。食を控えるべきなのね。日野原先生のように。
      難しいけど。

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