2012年5月20日日曜日

時事放談


今日は5時起きして毎日TVの【時事放談】をみた。
出演は仙谷由人 民主党政調会長代行と武村正義 元内閣官房長官、 司会は御厨 貴さんである。

暑い夏が迫りつつある日本。今のところ、明るい話題は明後日のスカイツリータワーの公開と、明日の金環日蝕くらい。それに引き換え、暗いニュースはいくらでもあるのが現状。おまけに国内だけではなく、世界的にギリシャ問題は大震災並みの揺れが起こるやもしれぬので、政治家でなくても頭の痛い今日この頃である。

仙谷議員のおっしゃったことを要約したり踏まえたりして、後先になるが、書いておこう。

大飯原発の再稼働については、国民は神経質になっていて、反発も多いのだが、原発ゼロで、オール電力依存生活をしてきた私たちが、電力不足ということになると、トイレから携帯まで、総てが電気がなければ動かないので問題は大きい。

【大飯原発は、福島とは型が違い新しいこと、津波地震の心配も、日本海側は学問的には東南海地震に比べると、小さいし、今までも大災害はなかった。最大津波予測よりも9メートル高いところに対応していて、総ての処置が出来ており、ストレステストも出来ている。この夏に対応できるよう、早く立ち上げた方が関西方面の方々のためによいのではないか】

【また、石油火力発電も、古い発電所を無理して再稼働しているので、これをガンガンやると、壊れる可能性があり、これが壊れたら大変で、空気のように使ってきた電気だが、ひやひやの綱渡りのような毎日なのだ。
クリーンなエネルギーは理想であり、将来脱原発にしていかねばならないが、きちんとした計画的にしていく必要がある】

【一方、電気料金値上げにも反発があるが、10年前の石油は20ドルだったのが、今は107ドル。燃料費だけでも大変。働く人の賃金も20%カット。上層部の退職金も0だし、仕方ないのでは】

そして、動かぬ国会。野田総理が政治生命をかける消費増税の審議もいよいよスタート。しかし、あと一ヶ月しかない。このピンチをどう乗り越えるのか?

【問責というトゲを、政局を動かすための道具としてはいけない。そういうことをしても、あとは良くならない。野党は、もっと日本の国をどうするかということを踏まえて審議をするべきで、自民党も、中堅以上の議員は、理解があるはず。必要とあれば、大連立もありうる。】

【もともと小沢さんも、消費税については、自らも増税を口になさっていたので、話し合いは出来るはず】

【ギリシャの問題については、迷惑な話だが、よそごとではなく、ヨーロッパ全体に波及する問題であり、日本も何らかの影響を受ける。民主主義というのは難しい】

といったようなことだった。

私たちは、原発にしろ、消費税にしろ、専門家でないので、『よく解った』ということにはなかなかならないのだ。ある程度のことが分かることしかできないのが私たちである。皆がよく解るには10年たっても無理だろう。
何を、誰のことばを信じるか、ということになるのではなかろうか。

今日は、朝から町の一斉清掃だった。大したことしていないのだが、作業のあと、眠たくて昼寝をしてしまった。寝ぼけ頭で書いているので、間違いがあるかも。
お許しください。

2 件のコメント:

  1. ごまめさんは勉強家ですね。私は今日は8時半まで寝ていて、職員さんが、様子を見がてら食事を自室まで運んでくれました。(朝寝にはちょっと理由があるんですけどね)

    原発の問題は誰にどういわれてもすっきりしません。誰も信じられないなんて事になってしまったのが問題。まるで江戸時代のお役人を見ているようでねえ。悲しい。病気でしょうか。

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  2. mimiさん。体調が悪いのではないでしょうね。(^^)
    お大事にしてくださいよ。

    どちらにしても、相手の意見を聞く耳をもたねばいけないでしょうね。
    ただ反対ばかりを唱えても、解決にはならないと思います。
    先に立つ方は、やはり大局的な見地から判断していく目を持っていることが大切でしょうね。

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