竜巻などは、あまり経験のなかったことだけに、積乱雲が出て、暗くなってきたら気をつけよ、と言われても、うろうろするばかりである。
落雷は、二十年も前だが、我が家の庭に落ちたことがある。昼間だったが、これには驚いた。
ピカーッと光ると同時にガーンというような音がして停電した。
何となく焦げ臭い。まさか、我が家に落ちたとは思ってもみなかったので、田を隔てた裏の家に落ちたのかと思って、窓から見てみたが、そんな気配はない。
雨は上っていたので庭に出てみた。すぐ東側の木が燃えている。電柱を建てて無線のアンテナを建てていたのだが、それに落ちてそばの木が燃えたらしい。
気がついた近所の方二人が手伝ってくださって火は消し止めたものの、家の中は、アンテナのコードを伝って電気が流れたらしく、電気製品のほとんどが壊れていた。壊れなかったのは、エアコンだけで、電話機まで壊れた。
更に驚いたのは、何も差し込んでいなかったコンセントが、飛び出して床に転がっている。雷の恐ろしさをみせつけられた。
実は雷は、それ以前にも家の前の電柱に落ちたことがある。
雷雨が止んだあと、庭に出したままの自転車が横倒しになっていたので、それを物置きに入れようと思って外に出た。自転車に触ったとたん、ピカドンと目の前が光り、耳をつんざいた。同時に私は尻もちをついて引っくり返えった。
「やられた!」と思った。自転車に雷が落ちたと瞬間思ったのだ。
「やられた」なんて思うことが出来たのは、余裕があってのことで、やられてない証拠だが、そう思ったのだ。
その時も、あたりは焦げ臭かった。恐る恐る電信柱に近づくと、上についている物が下に落ちて、割れたり粉々になったりして地面に転がっていた。
どうも、雷の通り道に我が家は建てられているらしい。
二度あることは三度あるとか。ああクワバラ クワバラ。
雷、恐ろしいですね。2度も出会うなんて・・・昔から地震、雷、火事、親爺、と言いますから、地震に次いで2番目に恐ろしいんですね。親爺の権威は落ちましたけど、雷は、まだ地位を失っていないと見ました。
返信削除昔の親父さんは、よく雷を落としたものですが、今や親父さんを怖がる子どもはいないでしょうね。雷を落としたりしませんから。
削除でも、そんなことでは、子どものためにはならないのですが。