2012年6月27日水曜日

民主主義のルール


昨日一日は、TVを見ることも出来ず、消費増税問題も気になりつつも、夜中にネットで見た次第。思った通りの結果だった。


「壊しの小沢」などと、今更のように新聞が書いているが、国会という場所で、民主主義のルールが守られないということが、まかり通るこの不思議。


多数決というのは、良きにつけ悪しきにつけ、これを無視しては、民主主義は成り立たない。


むろん、増税反対の意見があっても当然のこと。それぞれの考えで、選挙のことを優先したい方、国情を優先する方、この違いはあって当然である。


しかし、同じグループの中にあって、個人の意見が、違うからといって、自分の言い分をごり押しするのは、ガキでもしない。しかも、増税には反対ではない、といいながら、その前にやることがある、だの、国民の皆さんとの約束が違うだのと野党の屁理屈としか思えないようなことを言う。



山を登っていると、その状況によっては、コースを変更しなければならないことがあるだろう。「変更は、約束違いだ」「山登りを応援してくれる人に顔が立たない」などといっているのと同じである。そんなこと言っていられない状況というものを彼等は認識できていないとしか言いようがない。


しかも、明日から増税と言っているわけではないのだ。これから、いろいろと、不備を調整していくと言っているのだ。


とにかく、一日も早くお尻に火のついているこの現状を、まずは火を消さねば、大やけどしてしまうと言うことなのだ。


増税反対の声は高い。まだまだ自分の生活と国の状況とを、重ねることをしない人はたくさんいる。


消費税増税を先延ばしにしてきた今、そのツケがこうした状況を招いた理由の一つであることを、あまり知らされていないので、消費税と口にしたら落選の図式がまかり通る。


ルールを破って反対を唱えた方たちに聞きたい。いつなら納得されるのかと。することがある、というその「すること」は、いつやり終えるのかと。いつまでたっても、借金ばかり増えて、社会保障も不安のまま、私たちは暮らしていくのですかと。


市民全てが反対しているわけではない。貧しい生活をしている人たちだって、この国難を乗り切るためには、私たちも、歯をくいしばって共に頑張らなしゃあない、と思っている人、たくさんいる。

私もそんな中の一人である。孫や子が、将来大変な負担を背負うくらいなら、今から私等のこしらえてきた借金は、少しでも減らしておかねばと思う。


ああ、私としたことが、ハシタナイことも申上げました。お堪えください。m(_ _)m


2 件のコメント:

  1. 政治家というのは、国民のための政治をする人と思っていますが。
    よくよく聞いていると、反対している議員さんが言っていました、賛成と言っている議員さんのことを、もっと努力しないからお金が出てこない努力足らないと言っているんです。同じ党なのに一緒に努力せずに居ておかしですよね、次の選挙のことだけ考えている政治屋さんなんて要りませんね・・・この国難の時に何を考えているんでしょう胸が痛みます。

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    1. 政治屋さんは不要ですね。

      危機感がないわけではないのでしょうが、まずは当選しなければ、の気持ちでしょうか。こまったものです。民主党をめちゃくちゃにしていますからね。小沢さんのおかげで当選させてもらった議員さんたち。恩人には、ついていくよりしかたないのかもね。

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