2013年3月17日日曜日

介護のきまり?


町文芸協会の事務局を引き受けているので、時々、色々な電話を頂く。今日は、目の不自由な独り暮らしの会員の方からの電話。殆ど全盲に近い方だが、途中失明のため、点字はなさらない。俳句と短歌を作られている。不自由な生活をなさっていながらも、参加されていることには、いつも感心させられる。

その方のおっしゃるのには、視力障害者には、国や町の恩恵は、他の障害者にくらべると、非常に少ないと嘆かれる。1週に時間にしてわずか1時間30分と1時間の二日だけだそうだ。
掃除、買い物、洗濯などはしてくださるのだが、それよりも、手紙とか、本を読んでいただきたいと思っても、字は、いっさい読んだら規則違反ということで、読んではくれないとか。郵便物は、ポストから、家の中に持ってきて、送り主の名前だけは、読んでくれるらしい。じゃあ、中身はだれに読んでもらうのかとたずねたら、タクシーをお願いしたとき、運転手さんにお願いしたり、ボランティアの方が時折り来てくださったときに、お願いしているとか。

目が不自由な方に、字は読めないなどという介護のきまりは、おかしなことだ。何とかならないものかと思う。

2 件のコメント:

  1. 目の不自由な方はどの法律で守られているんでしょうか。介護保険ではないでしょうね。法律と言うのは不合理な事が一杯あります。

    介護保険の場合、私が1番不思議なのは、買い物に行きたいと思うとタクシーを頼まなければいけない事。ヘルパーさんは自分の車で、要介護者はタクシーで行って店先で合流するのが決まり。

    介護の1単位は40分なので、洗濯を頼んでも干すまでの時間が取れない事。色々ありますね。

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    1. 詳しいことは分かりませんが、介護保険のような不合理は、いたるところにあるのですね。洗濯など、機械がするのですから、干してもらうことが、主目的でしょうに。

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