2013年3月5日火曜日

脱税


TVのニュースを見ながら思った。「お金持ち・富豪」と言われている方は、どこまでお金を貯めたら満足し、法律にそむいたりしなくなるのだろうか、と。お金持ち皆さかが皆ではないだろうが、よく聞く話である。

東京で貸しビルをたくさん持つという社長さんが、脱税して、TVで報じられて、恥をさらしていなさる。貸しビルというのは、額に汗を流して得る収入ではないので、税金は割高だろうが、それにしても、あの世に持って逝けるものでもないのになあ、と、年金で満足な暮らしをしている者にとっては、「欲の深い方やなあ」と思うのだ。

発表によると、【容疑者は、一部のテナントの賃料を売り上げから除外したり、所有するビルを売却したように装って架空の損失を計上したりして、2011年12月期までの3年間に計約28億8400万円の所得を隠し、法人税計約8億6200万円を脱税した疑い。同社はこの期間、赤字申告しており、法人税を納めていなかった。この会社、福岡県の博多、小倉地区などにも50棟以上あって、高級クラブやバーなどが入居する飲食店ビル。川本容疑者はバブル期には、雑誌で「銀座の不動産王」などと紹介されたこともある】とか。

ま、平凡な市井の人間には、分からぬのだが、それにしても、悪事をしてまでお金を貯めこむことはないだろう。蓄えてある財産の一部でも、世のため、人のために出してこそ、人間らしい金持ちなんだがなあ……。

2 件のコメント:

  1. 凄い金額ですね。感覚的に攫めないほどの金額。人間の欲望には限りがないんですね。

    つくづく哀れな人たち。

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    1. お金の亡者に墜ちたひとたち、ほんとに哀れというか、あさましいというか。気の毒なひとたちですね。

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