2013年3月9日土曜日

感謝

39日は、サンキューということで、有難うの日だそうです。(^^)
感謝の日ということでもあります。感謝したいことは、山ほどありますが、まず、【有難う】の語源からいいますと、(原典は、法句経)字のごとくに、【今命有ることは難し】すなわち、今生きている私達は、数え切れない偶然と無数の先祖の計らいで生を受けて誕生したのですから、命の尊さに感謝して精一杯生きましょう。と言う教えから生まれた言葉です。
考えてみますと、長い地球の歴史の中で、38億年前、1個の細胞だったものが水の中で33億年。進化して陸の生物がはじまったのが5億年前。そして発達分化をくりかえしながら、人類という生き物が誕生し、それがまた、切れ目なく受けつがれ続けられて、今の私があります。
何と不思議で有り難きことでありましょうか。百万べん感謝してもしきれぬ思いです。ご先祖さまに感謝のことばもありません。

やがてそれが、当たり前の事を当たり前と思わず、当たり前と思える事にでも感謝の気持ちを表す言葉として『有り難し(ありがとう)』になったのですから、「ありがとう」のことばを伝えるときには、口先だけではなく、心からの気持ちを込めて言いたいものだと思います。

今こうして自分が生きていることはもちろんですが、こうやってネットに書き込める、読んでくれる人がいる、何かを感じてくださる方がいらっしゃる。全てが有り難いことです。
さらに言うと、世界の国ではこういう事が当たり前でない国も少なくありません。日本の国に生まれたことも、有り難いことです。

さて、今日も昼からは会があり、何人かの方たちとお会いして、お話を聞いたりしたりいたします。多分、会の主宰者からは、「ありがとう」のことばを頂くことでしょう。また私も「ありがとう」と、言う機会があることでしょう。お茶一杯いただいてのありがとうも、腰をかけさせてもらった椅子や机にも、心をこめて「ありがとう」と言いたい日のようです。


 

4 件のコメント:

  1. ごまめさん、仰る通りです。今ここに、こうしていることが有難いんですよね。


    施設にいますとね、1日に何回有難うを言うか分かりませんよ。私は朝寝坊なので、食事前が来るとノックしてくれたり、声をかけてくれたりする。そこから始まって、3食の配膳、下膳、郵便物や新聞の配達、行事の予告、まあ限りなく「有難うございました」の連発です。

    習慣になってしまって、レンタル品の集金にまで、「有難うございます」向こうがびっくりします。

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    1. ほんと、一日に何度となく「ありがとうございます」といっていますよね。
      私、ぼけても、「ありがとう」は、口からでてくると思う。かわいいボケ婆ちゃんになるつもり。(笑)

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  2. 本当に、ごまめさんの、おっしゃるとうりです。私なんか死にかけていても、生かされてきました(感謝)。その中で、苦しみも、悲しみも、楽しみも知り、人の痛みが分かるようになりました(感謝)。生きていることが一生勉強ですね。
    ここまで何事も乗り越えて生きてこれた事に、ご先祖様や両親に、又、沢山の周りの方々に感謝して、心から有難うが言えます。
    主人には、なかなか有難うは言えません・・・(笑)。

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    1. kyamiさんも、むかし、大病なさったのですね。それでkyamiさんも、人間ができていらっしゃるのですよ。(^^)ご主人だって、感謝していますよ、kamiさんに。言ってはくれませんか? (笑)お互いならアイコね。

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