2013年3月4日月曜日

卵の話の続き


以前、卵の話を書きました。それを読んでくださった方が、卵を遠慮なく食べられる、と言ってくださる方が何人かおられます。

私としましては、それぞれの身体のこともありますし、色々な健康に関する本が出ておりますので、ちょっと気になって、最近は、本屋でそう言った本を立ち読みして、卵のことを書いてないかと調べています。
単に、宣伝のための本ではなく、医学的に、あるいは栄養学的に研究された本をみているのですが、卵を食べ過ぎるなとかいてあるのは、今のところ見当たりません。
ただ、ある本(文庫本)に、『卵や植物の芽は、身体に悪い』というのを見つけました。それは、芽や卵の核細胞の中に、【核蛋白(プリン体)という遺伝子成分がたっぷり含まれていて、成長の原動力になるが、これが体内で代謝されることで、尿酸という物質を作り出し、やがて蓄積されて結晶化される。これが痛風の元である】と。驚いてその文庫本を買って帰りました。

読み続けますと、【鶏の卵は、1個の単体なので、プリン体の量はしれているが、筋子や数の子、鱈子などのような数になると、数え切れない数になる】……ということで、鶏の卵は、心配ないようです。(笑)

自然界は、誠によくできていて、生殖細胞を食べられると、その種は滅びてしまいますから、そこで、生殖細胞を食べ過ぎると、病気を起こすように、動植物が仕組んだものだそうです。その病気というのが痛風らしいです。

このように、植物は、芽や種に毒を仕込み、動物は卵に毒を仕込むということです。ビールが痛風によくないのは、麦芽がプリン体の宝庫だからだそうです。

ついでに書きますと、種の保存のために、同種を食べ合うことは、(共食い)はタブーで、どんな生き物もしません。
が、狂牛病は、それを破った結果だそうで、飼育するときに、牛の肉骨粉を食べさせてしまったとか。その飼料を食べた牛の脳には、プリオンという蛋白質がついて、いくつもの空洞ができ、スポンジのようになったとか。怖い話でした。

2 件のコメント:

  1. 医学の常識の落とし穴、みたいな本が色々でていますが、眉唾ものも、多いような気がします。

    卵の事は好みに任せて、多分大丈夫なんじゃないでしょうか。卵の蛋白質が上質であることは前から分かっていました。好きな方はしっかり食べればいいし、嫌いな方は無理に食べる必要はないんじゃないかなあ、と思います。

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    1. mimiさんのおっしゃる通りと思います。食べたい物を食べるのがいいんですよね。このトシがきたら。(笑)















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