2013年3月29日金曜日

格差


昨日、衆議院の1票の格差是正のための新たな選挙区の区割りが勧告された。自民党議員3人を選出しているこの徳島県では、選挙区数が2つに変更される。正直言って、今の自民党議員が一人減っても二人減っても、たいした国会には影響はない。かわりの出来る人はいくらでもいるだろう。
ただ、必要な議員さんばかりの県では、大変だ。ま、このまま、じゃんけんで定数を減らすわけではない。いつか分からないが、やり直しの選挙があるのなら、今度こそ、必要な政治家を選ぶチャンスだ。有難いと思う。

TVでは、どこかの町の意見で、「議員さんが少なくなるのは困ります。私たちの声が届きにくくなるという不安が少しあります」と言ってる方がいらしたが、私は、議員の数は多すぎると思っている。というよりは、どうでもいい、だれでも出来るようなことしかしていない議員は、いらないということだ。役に立つ国と国民のことに命をかける議員が少数いたら、あとの雑務は公務員を雇って仕事をしたらいい。(無茶を承知で書いてます)(^^;;

しかし、この議員削減問題は難しい。民主党が言っているように、ただ、一票の格差だけを正したところで、改革にはならないのだ。いろいろな議員さんの意見を聞いていると、すべての政党が満足する区割り変更はありえないと素人でも思う。

はっきり言って、選挙制度改革や区割り変更は政治家に任せていてはできないだろうとさえ思う。かなりの日数があったにもかかわらず、05減の区割りさえも出来なかったのは、おかしなことだ。司法側が怒るのも無理はない。国会の怠慢としか言いようがない。

今、何とも不安なことは、安倍自民党政権の暴走だが、それを止めることに結びつくような、選挙のやり直しをしていただけたら、こんないいことはないのだが。これも難しそうだ。

2 件のコメント:

  1. 人数だけで格差と言うのはどうなんでしょうね。人数は都会が格段に多く、過疎地は少ない。当たり前ですが・・しかし、都会だけでは日本は成り立たないように思います。都会の人の飲んでる水は過疎地から流れ出したものですよ。食べ物もそう。

    それとも、田舎なんて潰してみーんな輸入するつもりでしょうか。それならそれで、現在、田舎に住む者は相当の覚悟を決めなければね。みんなで都会に押しかけて、狭い所に割り込むことにしてはどうかしら・・・

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    1. 難しい問題ですよね。政治家は、自分の首を絞めるのですから、なかなかきまりません。権利だの平等だの言いますけど、不平等がたくさんある中で、一票の格差が、どれだけ大事なものなんでしょう。選挙に行かない人が、半分もあるのに。

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