2013年5月12日日曜日

時事放談


毎日TVの御厨貴司会の【時事放談】(出演者・石破茂&仙谷由人)は、朝早くのTV放送なので、万一を思って録画をして置いたのだが、こうしておくと気が緩むのか、目がさめたら6時。もう半分以上終わっている時間だ。かけてあった目ざましが、15時となっている。05とするはずだつたのに。これでは午後のお茶タイムだ。(笑)

石破さんは、自民党きっての理論派、と言われている方だけあって、安倍さんよりも、しっかりしているし、突っ込まれても繕いはうまい。
かたや対する仙谷さんも、これ民主党の支柱的人物。おっしゃることに隙もなく、納得させるだけの理論をお持ちなので、安心して聞いてられるのは、いつもと変わらない。

結論は、この景気云々は、仙谷さんの言われる通り、一部の輸出大企業が景気を回復したのはいいが、資源のない日本の国は、何をするにも輸入している原料と、その製造機械を動かす油や、電気代の値上がりで、貿易収支は上がらないのが現状。物価は上がる、給料は上がらない、このままでは、ますます国民は苦しくなる、という図式、それが心配なのだ。石破さんは、それに対処するべく、いろいろと考えておられるようだが、その実現は、いつになるのかは我々には分からない。

更に最近のアメリカの、安倍政権への批判、とくに右寄りの現状批判にたいしては、もっと根本的に歴史を学んで、現実に対処しなければ、解決出来ないことが多々あることを仙谷さんは示唆されていた。

ま、私ごときは、お偉い方々のお考えは、雲の上のことのように不明なので、とやかく言うことはできないが、贔屓目ではなく、やはり、このアベノミクスは、不安であるし、何の恩恵も受けてはいないのが現実だ。しかも、独走政治というか、自民党の天下だった昔の政治に、後戻りしていきそうな安倍政権。これだけは、決してさせてはならないことだ。
 
民主党には、頑張って自民党にお灸をすえられるだけの政党に、早く復帰してもらいたいと、願っている。

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