2013年5月6日月曜日

懐かしい映像


朝のニュースで、北海道の帯広が映し出された。5月での積雪は、8年ぶりとか。私は、帯広生まれで、12歳まで住んでいたので、【帯広】と聞いただけで、目が釘付けになる。生まれ故郷というものは、何十年たってもいいものだ。なにもかもが美化されていて、いい思い出が次々と浮かんでくる。

徳島に来て70年もたつのだから、もう完全に阿波人なのだが、いまだに私のしゃべることばのアクセントが、阿波弁とちょっと違うらしい。三つ子の魂百までというのも、何となく分かる。

私の性格が、友人等の目には、北海道生まれらしい大陸的でこせこせしていない、おおらかな人間と写るらしい。本人に言わせると、のんびりしていて、気の付かない、鈍感というだけなのだが……。

子どもの頃よく祖母には「お前はお人よしだ」と叱られたものだが、そんなことはない。「人が悪い」とは思わないが、決してお人よしではない。その人の身になって考えてあげるだけのはなしなのだ。お人よしとの違いは、騙されたとか、辛い目に会う、ということは、していないからだ。むしろ、友人はありがとうと感謝してくれたものだ。
例えば、余り毛糸で輪を作り、 【糸取り遊び】というのが流行ったが、その輪を、よく友達にせがまれて与えてしまうとか、持っているおもちゃを友人の使いふるしたものと取り替える、というようなことをよくしていたのだ。(笑)

ま、あんなこんなの思い出が、雪の帯広の映像で思い起された、ひと時だった。

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