2013年6月13日木曜日

さて、何を書こうか……と


さて、今日は何を書こうか、と考えるのも、もう習慣のようになりました。いつでもいい題材が目の前にぶら下がっているわけではありませんし、毎日毎日、「疲れた」「忙しい」ばかりでは、誰にも読んでは頂けませんものね。(笑)
 
随筆らしい随筆は、このところ書くこともなく過ごしてきましたが、何を題材にしても、その人の生き方や味が出てこないと面白くありません。
しかも、お説教や教訓も、ソッポをむかれます。教科書ではありませんから。
 
また、新聞記事ではありませんから、直球は向いていません。(と言いましても、新聞記事のようなものを、転写して読んで頂くことも、よくしておりますが)ま、題材にもよりますが、じわーーっと書いて、じんわりとしてくるようなものがいいと思うのです。鋭いコトバで表現しなくてはならないものもありますが、それも、ユーモアというオブラートで包み込んで投げ出しますと、返って遠くまで飛ぶことだってありますからね。
 
それに、どんな文章であれ、ただ読むだけで感動するような題材が、いつでも転がっているわけではありません。そうかといって、事柄のない随筆は、筆力で読ませる必要がありますから、私のような者にはかなり難しいです。やはり、事柄を語るということが多くなります。でも、その語りは、もう一人の自分がいて、語らせることが必要に思います。言い換えますと、その事柄に、とっぷり浸かってしまっては第三者には読んではいただけない、ということでしょうか。
 
ともあれ、書き続けていくことが、何よりもいい栄養剤であることは、間違いありませんね。……と、こうして自分に言いきかせているわけです。
 
 

2 件のコメント:

  1. ごまめさん。とても面白く読ませて頂いております。毎日書くと言う気力に兎も角感心しております。

    自分の中にもう一人の自分を持つ、と言うのは創作には欠かせないようですね。短歌もそうです。どんな時にも客観的に物を見ないと作者だけが感動して読み手はシラーという事になります。

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    1. mimiさん、ありがとうございます。
      mimiさんは、短歌、俳句、文章と、優れた筆力の持ち主なので、お恥ずかしいのですが、いつも、mimiさんらしいコメントを頂き、感謝です。(^^)

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