2013年6月7日金曜日

熱中症


最近、あまり汗をかかないことに気が付いた。これは、年寄りの兆候らしい。60代の発汗量は、20代の85%というから、もう私の年齢では、かなり少なくなっているはずだ。

汗は、体温調節に大切な役割をもっているのだから、汗が少ないということは、体温が下がりにくくなっていると言うことだろう。とくに、最近のように、気温が高くなってくると、体温が下がりにくくなって、熱中症になりやすい、ということになる。

今日も、夕方近く、外に出て、草枯らしを撒いていたのだが、暑いと思っても、汗は流れなかった。ひょっと、「あ、熱中症になったらいかんなあ」と瞬間思ったのだが、やりかけた以上、最後までと思ってしんどいながらやり遂げた。そして急いで家に入って水分を補給した。

気分が悪くなったわけではなく、熱中症になったわけでしないのだが、汗をかかないということに、ちょっとばかりショックだった。これは体温のコントロールがきかなくなることで、熱中症にかかりやすくなることだと思った。

熱中症の死者は、毎年かなり出ているのだが、その80%が60歳以上だというから、やはり年寄りは気を付けなければいけないようだ。
今まで、熱中症なんか、人ごとのように思っていたのだが……。

年をとると、汗だけではなく、喉も渇きにくくなる。と言うか、喉の渇きを感じにくくなるのだろう。お茶など、飲み物も気を付けないと飲まずにいても平気になってくる。自分で気を付けて補給していかないといけないのだ。脱水症状になってからでは遅い。

「むかしは、熱中症なんてなかったよね」と言う年寄りもいるが、なかったわけではない。熱射病とか日射病とか言って、倒れる人はいた。ただ、【熱中症】という言葉に統一されて、皆がよく言うようになっただけのことだろう。

ともかく、どこにいても、かかるという熱中症なので、暑さ対策と水分補給に気を付けて、今年の夏も元気で過ごさねばと思ったことでした。

2 件のコメント:

  1. 食堂に大きく張り出されました。「エアコンを使って室温を調整して下さい。水分はこまめに」熱中症の季節ですね。そういえば私も余り汗をかかなくなりました。体温は低めです。

    無事に秋を迎えあられるかどうか、あまり自信ありません。

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    1. 感覚が鈍くなっているのか、あまり暑いとも感じないし、汗もかかない。ただ、しんどいという感じです。ま、外にでると、やはり暑いのでしょうが。

      mimiさんは、長生きします。不死鳥ですからね。どんなときも治ってしまうじゃありませんか。(^^)


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