今、世界の人口は、70億を突破しているらしい。日本の国では、人口が減少していて、将来が心配なのだが、途上国では、まだまだ人口が増え続けているので、今世紀末には、109億人に達するとか。しかも、途上国の出生率が、今のままなら、途上国の人口だけで、275億人となるというから凄い。
これは、国連が発表した数字なのだが、このままでは、どんなことになるか、想像が出来ない。
まず、食糧が足りないだろう。科学が発達して、食物なんか、食べなくても生きていける時代になれば別だが、このままでは食べられなくて死んでいく人達は、相当数にのぼるだろう。
そういう現象で、人口を淘汰していくなんて、考えただけでも身の毛が立つ。そう言うことにならぬよう、国連は、警笛を鳴らしたのだろうが、こうした危機感は、なかなか具体的な対策に結びつかないから困る。
日本の少子高齢化問題だって、早くから分かっていたことなのに、何ら手を打つことも無く、問題を先延ばしにしてきたことが、今となれば、取り返しのつかない問題となって、目の前に立ちはだかってしまった。慌てて綻びを繕い始めても、どうにもならないことが多すぎる。
国民も悪かった。痛みを伴う改革には、ソッポを向いたり、反対してきたばっかりに、改革が進まなかったこと。目の先のことばかり考えていたのでは、大やけどをするのだ。
国は借金まみれ、年寄りはどんどん増えていく。年金、医療費は増え続け、若者の負担は益々重くなるだろう。こんな国が、立ちゆくのだろうか? 遅まきながら、今すぐから、何とかしていかねばならないのでは……と、古女は心配でしかたがない。株の値段上げて、外国の投資家喜ばせることより、もっと大事なこと、あるんじゃないの?……と、言いたいのだが……。
ほんと切実な問題ですね。人間はなかなか将来の事には思いが及びません。将来の問題が自分に降りかかって来るとは思えないんですね。想像力の不足です。
返信削除子供の世代が心配ですね。私たちの今後も心配です。